このページはブルーの御三家とも言われている、猫種「シャルトリュー」をお迎えする前に読んでおきたい役立ちブログや「シャルトリュー」がとにかくかわいいブログ、またシャルトリューを実際に飼われている有名人(芸能人)の方を紹介しています。「シャルトリュー」のかわいい子猫画像は見ていて癒されますよね。
ページ後半では、シャルトリューの特徴や毛色、性格や行動範囲から値段の事まで。実際にお迎えする前に知っておきたい事、気を付けたい事などを当ブログの主である「猫魔王」と「猫子分」が解説します。これからシャルトリューを飼いたい方のお役に立てれば嬉しい限りです。
目次
シャルトリューのおすすめ猫ブログ3選
猫魔王
猫子分
猫魔王
あっしも一緒に見に行きたいですにゃ!
猫子分
猫魔王
吾輩に付いて来るが良い!
ふはははは!
ここではシャルトリューを飼っている人のおすすめブログを紹介していきます。シャルトリューのかわいい画像や動画、またシャルトリューの子猫時代。気を付けたい病気、そして闘病生活の話など。
これからシャルトリューを家族に迎えたいと考えている方にとって、とても役に立ちそうなブログを集めました。実体験は貴重な情報源なので参考になると思います。
シャルトリューブログ「黒柴とシャルトリューの同居生活」
黒柴とシャルトリューは一緒に暮らせるのか?
2012年生まれの黒柴犬の女の子「小夏」ちゃんと、2016年生まれのシャルトリューの男の子「りゅう」君の日常を綴ったブログです。りゅう君は食べることが大好きで出されたフードは好き嫌いせずになんでも食べるそうです。りゅう君の毎日の日課は窓から外を監視する「ニャルソック」!監視した後はご褒美のおやつタイムですね。シャルトリューは少し体が大きいので小さいキャットタワーだとグラグラしてしまうそうです。キャットタワーを選ぶ時は大きさも選ぶポイントに加えたい所ですね。シャルトリューのかわいい仕草や黒柴犬の小夏ちゃんとの生活が書かれているのでぜひ参考にしてみたください。
猫子分
猫魔王
シャルトリューブログ「☆きまぐれのバランス☆」
我が家の愛猫☆シャルトリューのシュシュとの微笑みLife
2007年生まれの男の子「シュシュ」君はソファで寝ていても背中から落ちたり、遊びに夢中になると背中から落ちてしまうドジっ子さん。2014年3月生まれの男の子「ジョア」君は明るく元気で物応じしない性格だとか。2017年にお迎えした「プリンセスハナ」ちゃんはちゅ〜るとシーバが大好きらしく、みんなが食べていても横取りしてしまうとか。同じシャルトリューでもそれぞれの性格の違いや体の大きさの比較が見れるが良いですね。性格が違う3匹でも仲良くしているそうです。シャルトリューの魅力が伝わるブログなのでぜひ見てくださいね。
猫子分
猫魔王
シャルトリューブログ「ねりのへや」
2012年に6月生まれのシャルトリューの女の子「ねり」をキャッテリーからお迎えしました。飼い主さんはねりちゃんをお迎えする前に先代の「ぢる」君と飼っていたそうです。ぢる君は2012年5月に虹の橋を渡ってしまいましたが、ぢるくんがいた頃から次はシャルトリューを飼うと決めていたとか。ブログ内では、ねりちゃんの日常やシャルトリューの魅力についてわかりやすく書かれているのでシャルトリューをお迎えしようと考えている方には参考になるブログです。
猫子分
猫魔王
シャルトリューを飼っている有名人
「伊藤蘭」さん
元キャンディーズで女優の伊藤蘭さんはハチワレ猫の「げんた」とシャルトリューの「くらら」を飼われています。くららは虹の橋を渡ってしまいましたが、その後、マンチカンの女の子「チュニ」を家族にお迎えしたとか。クララが居なくなってから元気がなかったげんたもうれしそうにしているそうです。伊藤蘭さんのInstagramでは、げんた、チュニの元気な姿や生前のくららも見ることができます。
猫子分
シャルトリューの特徴と歴史・ルーツを解説
英語表記 | Chartreux |
原産国 | フランス |
誕生年 | 1850年代 |
公認団体 | CFA/TICA/FIFe/GCCF |
平均体重 | 3㎏~6.5㎏ |
平均寿命 | 12年~15年 |
毛種 | 短毛種 |
価格 | 25万円~30万円 |
シャルトリューのブルー・グレーの青みがかった灰色の被毛は、ロシアンブルー・コラットと並んで「3大ブルーキャット」「ブルー御三家」と言われおり、フランスでは多くの著名人や市民に愛され、「フランスの宝」とも称されています。
シャルトリューのルーツは、いろんな説がありはっきりとわかってはいませんが、フランスとイタリアの国境近くで生まれたのではと言われています。いくつかの説の中で有力な説は、シャルトリュー派の修道士が北アフリカから連れ帰って飼っていた猫の子孫であるという説や、十字軍の時代にヨーロッパに持ち込まれた猫の子孫説、シリア出身の猫の子孫説などさまざまあるようです。シャルトリューの名前の由来については、カルトジオ修道士が作っている薬草系のリキュール「シャルトリューズ」から名付けられたと言われています。
猫子分
猫魔王
しかし、16世紀頃の文献や絵画にシャルトリューとよく似た猫が登場していたようだぞ。
猫子分
シャルトリューにはとても悲しい歴史があります。フランスで元々はネズミを駆除するワーキングキャットとして大切にされていたシャルトリュー。しかし、世界大戦によって多くの純血種の猫は食糧難によって激減してしまい、シャルトリューの数も除々に減ってきていました。さらに、シャルトリューの美しい被毛は毛皮として重宝され高値で取引されるようになっていました。シャルトリューは他の猫に比べて体が大きく毛皮を取るのに適していたのも重宝された理由の一つです。悲しいことに、ワーキングキャットしてではなく、毛皮目的として飼育されていたシャルトリューは絶滅寸前まで数が減ってしまいました。
しかし、戦後にシャルトリューの愛好家達はなんとか個体数を増やそうと、ペルシャやブリティッシュブルーと異種交配をしながら数を増やしていったのです。その後、数が回復したシャルトリューは現在では世界中に輸出されるようになり、世界中で人気の猫種になっています。
猫子分
猫魔王
だが、今ではフランスだけでなく世界中で愛される猫種になって本当によかったぞ。
シャルトリューの特徴と性格について解説
シャルトリュー殿の事を詳しく教えてくださいなのにゃ。
猫子分
猫魔王
それでは早速紹介しようぞ。
シャルトリューの特徴と子猫の値段について解説!!
シャルトリューの子猫のペットショップでの販売価格はおおよそ25万円〜30万円くらいの価格になっていますが、シャルトリューは若干数が少ない猫種なのでペットショップで購入を考えている人は事前に問い合わせをしたほうがよいかもしれません。シャルトリューをお迎えしようと考えているのであれば、ブリーダーからの購入が確実です。ブリーダからの平均価格は、20万円〜25万円前後。両親が良い血統やチャンピョンの場合には30万円〜40万円の高額になることもあるようです。
猫子分
猫魔王
生粋のハンターを侮ってはいかんぞ。
多頭飼いは大丈夫?シャルトリューの性格を解説
シャルトリューは「犬のような猫」と呼ばれるぐらい飼い主さんに忠実で従順な飼いやすい猫とと言われています。とても賢くしつけもしやすい猫ですが、時には自己主張をする猫らしい一面もあるようです。シャルトリューは鳴くことが少なく、鳴き声も小さいのでマンション飼いにも適しています。普段は大人しい猫ですが、遊ぶスイッチが入ると走り回ったり、高い所に上り下りしたりと俊敏な動きを動きをするので、走り回れる場所や、上下運動ができる大型のキャットタワーを設置してあげるとストレス発散にもなります。
猫魔王
猫子分
シャルトリューの身体的特徴
・ブルーグレー(青灰色)の美しい被毛
シャルトリューはブルーの毛にシルバーのティッピング(毛先が濃い色の毛)がある被毛をしています。光沢感のある被毛は短毛種ですが、やや長めの被毛でアンダーコートが多くふかふかとしたなめらかな触り心地をしています。ヨーロッパの寒さにも耐えられる被毛は防寒性だけでなく、水を弾く防水性も兼ね備えています。
・笑っているような口元
シャルトリューは「微笑みの猫」とも言われるように、口元が小さく広角が上がっているように見える口元と、大きくふっくらとしたウィスカーパッド(ひげ袋)が常に笑っているように見えます。横から見るとニコっとしている口元はとても愛嬌がある表情をしています。
体型:セミコビー タイプ
頭:丸い形
幅広な丸顔。口元が特徴的。
目:大きい
大きくてまん丸な瞳。
目の色:3色
ゴールド/オレンジ/カッパー
身体:がちむち体型
大きくてがっちりとした体。
毛量:多い
やや短めで防水性、防寒性に優れた被毛。
脚:やや短い
体に比べてやや足が短く細い。
しっぽ:普通の長さ
しっぽの付け根は太く、先端に向かって細くなっている。
猫子分
猫魔王
シャルトリューの柄や人気の毛色
毛色
シール(ブラック) | ホワイト | チョコレート |
シナモン | レッド | ブルー |
ライラック | フォーン | クリーム |
柄の種類
ソリッド
猫魔王
猫子分
猫魔王
目のカラーが違うぐらいだのう。
目の色は、ゴールド、オレンジ、カッパー(赤茶色)までさまざまいるようだぞ。
猫子分
シャルトリューの掛かり易い病気
猫魔王
猫子分
猫魔王
シャルトリューの平均寿命
猫全体の平均寿命は15年ほどとされていますが、シャルトリューの平均寿命は12年~15年と平均的な猫の寿命と比べてやや短いようです。
猫魔王
猫子分
猫魔王
それでは、シャルトリューの掛かり易い病気と、その病気を防ぐ為に気を付けたい事をまとめたいと思う。
多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)
ペルシャに多い遺伝性疾患ですが、シャルトリューもペルシャと交雑していたので注意が必要です。多発性嚢胞腎は腎臓にのう胞(液体が入った袋状のもの)ができてしまい腎臓の機能が低下してしまう病気です。多発性嚢胞腎の遺伝子を持った猫は必ず発症してしまいます。両親のどちらかが遺伝子をもっていると子供には50%の確率で発症してしまいます。
病気への対策と気を付けたい事
猫子分
猫魔王
猫子分
皮膚炎(ひふえん)
シャルトリューの被毛は他の猫と比べてやや油分が多くフケが出やすい猫種です。被毛や皮膚が油分でベタついてしまうと細菌や真菌、ダニなどが増殖してしまい皮膚炎を起こしてしまうので、定期的なブラッシングや被毛がベタついてきたらシャンプーを行うようにしましょう。
病気への対策と気を付けたい事
猫子分
猫魔王
季節によって変わってくるが、1ヶ月〜3ヶ月に1回を目安にシャンプーをしてほしい。毛がベタベタとしてきたらお風呂に入れたほうが良いのう。
猫子分
猫魔王
猫子分
尿石症(にょうせきしょう)
尿石症とは、尿の通り道に結石ができてしまい、さまざまな障害を起こす病気です。細菌感染、ストレス、水分不足、体質、食事などの原因によってミネラルが結晶化し結石になってしまいます。尿石症は結石ができる場所によって病名が異なります。
病気への対策と気を付けたい事
猫子分
猫魔王
猫子分
猫魔王
療法食に切り替えたり、水をたくさん飲むようにウェットフードに水分を足したり、水を置く場所を増えすようにすると良いぞ。
猫子分
シャルトリューの運動不足と肥満には注意が必要
シャルトリューは普段は温厚で大人しい猫です。遊びのスイッチが入ると元ワーキングキャット実力を発揮し、走り回ったりジャンプしたりと元気いっぱいに遊ぶ一面があります。子猫から成猫にかけてはよく遊びますが、歳を重ねるにつれて運動不足になってしまうので肥満には注意が必要です。肥満にならないように1日に5分〜10分程度おもちゃで遊んであげたり、大型の頑丈なキャットタワーを設置するようにして運動不足を解消するようにしてくださいね。
猫魔王
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猫魔王
これから毎日ジョギングするぞ!
シャルトリューを飼っている人の口コミ
猫子分
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シャルトリューのまとめ
猫魔王
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猫魔王
それでは最後にシャルトリューの「飼い易さポイント」と「注意ポイント」をまとめるとしよう。
シャルトリューの飼い易さポイント
とにかく人懐っこい
シャルトリューは長年ネズミ捕り用のワーキングキャットとして飼われていましたが、とても人懐っこく大人しい性格をしています。誰とでも仲良くできる性格で初対面の人にもすり寄って行くので人の往来が多い家庭でも問題なく飼うことができます。ただし、抱っこが苦手な子が多いようなので無理をして抱っこをすると嫌がられてしまうかもしれません。
遊ぶことが大好き
普段は大人しいシャルトリューですが、遊ぶ時間になるといつもとは違った一面を見せてくれる猫です。活発に走り回り、息がハアハアと上がるまで遊び続けます。個体差はありますが、3歳〜5歳頃まではよく遊ぶようなので、運動不足にならないように猫じゃらしやボールなどを使って一緒に遊んで上げるようにしてくださいね。
猫飼い初心者でも飼いやすい
シャルトリューは飼い主さんによく懐き、犬のような従順さを持っているので猫を初めて飼う人にも飼いやすい猫種です。賢い猫なのでトイレの失敗やイタズラもほとんどする事がないようです。また、子供やお年寄りにも優しい猫なので家族が多い家庭や多頭飼いをしている家庭でも問題なく飼うことができる猫種です。
シャルトリューを飼う時に注意したい事
短毛種でもしっかりとブラッシングをしよう
シャルトリューは短毛種ですが、ダブルコートの被毛でやや毛量が多い猫種です。特に換毛期は大量に毛が抜けるのでこまめにブラッシングをしてあげてください。また、シャルトリューは他の猫に比べてやや油分が多いようです。フケ毛や毛がベタベタしてきたらシャンプーをしてあげるようにしましょう。
遺伝性疾患や尿のトラブルには気をつけよう
シャルトリューはシャムの血を受け継いでいるので、遺伝性の疾患には注意が必要です。また、尿石症になりやすい猫種とも言われているので、トイレをする時の様子がおかしい、おしっこをしなくなるといった症状が出た場合にはすぐに動物病院で診てもらうようにしてくださいね。
遺伝性の疾患には注意が必要
バーマンは命に関わる遺伝性の疾患は多くはないですか、白内障、股関節の病気、ウールサッキングなどの疾患があるので注意が必要になります。よく物にぶつかる、歩き方がおかしい、毛布や、ビニール袋、ダンボールをかじるような行動がみられたら動物病院に相談するようにしてください。
シャルトリューは肥満に気をつけよう
シャルトリューは元からがっちりとした体型をしているので少しくらいムチっとしていたほうがかわわいとフードをあげすぎてしまうとあっという間に肥満になってしまいます。また、去勢避妊手術をするとどうしても太りやすい体質になってしまうので、フードの量を調整したり、キャットフードを見直して、個々にあったフードを選ぶようにしたいですね。
猫子分
猫魔王