猫魔王と猫子分が猫の全てを解説するブログ

外猫さんは気を付けて!!猫の天敵から身を守る方法

猫の天敵

猫魔王

時に子分よ。
…おぬし、怖いものはあるか?
え…魔王様が怖い。
あと、ママ猫が怖いのにゃ。

猫子分

猫魔王

…う、うむ。
今回は猫にとって危険な動物について解説しようと思う。

猫を飼われている殆どの方は完全室内飼いをされているとは思いますが、時々外に出して遊ばせている方もいらっしゃると思います。猫の飼い方に関しては賛否両論あるとは思いますが、外で猫を飼われている方、たまに散歩に連れて行っている方、もしくは地域猫を気を掛けている方は「猫の天敵」についても知っておくべきかもしれません。

猫にとって外の世界は危険が一杯。特に猫にとって「天敵」とされる動物には注意が必要です。飼い猫でも地域猫でも、安全に暮らしていける環境に配慮したいと願うのが「猫好きさん」の定め。今回は猫の天敵についてまとめたいと思います。

尚、「猫にとって危険な昆虫」については下記ページでまとめました。こちらも併せてチェックしましょう。

猫にとって危険な虫、卵家の中も危険が一杯?!猫に危険な虫・卵から身を守る方法

猫を襲う危険な天敵 10種!

猫魔王

では、早速猫の天敵となる動物について説明して行こうと思う。外で猫を飼っている人や、地域猫の面倒を見ている人は特に注意して欲しい。
外は危険が一杯なのにゃ。

猫子分

猫魔王

猫の天敵となるであろう動物としては、以下の10種類が挙げられるぞ。
猫の天敵となる動物10種
・カラス
・ハクビシン
・蛇
・タヌキ
・キツネ
・アライグマ
・イタチ
・猛禽類
・サル
・コヨーテ
こ、こんなに一杯いるのかにゃ…。(怖)

猫子分

猫魔王

では、それぞれの天敵の説明と、もし狙われてしまう場合の対処法についてまとめようと思うぞ
魔王様!
よろしくお願いしますのにゃ!

猫子分

猫の天敵 カラス

猫 天敵 カラス

危険度
(4.0)
遭遇率
(5.0)

日本の生息域:山間部、都市部問わず全国に分布

カラスは鳥類カラス科の鳥で、非常に頭が良いのが特徴。
雑食性で生ゴミや動物の死骸をついばんでいる事が多く、地域猫の餌を狙って行動をする場合があります。獲得した食べ物を隠して後から食べる貯食行動を行う等の行動も見られます。

カラスに狙われると厄介

カラスは外猫さんにとって最も危険な存在かもしれません。人間を襲う事もあるカラスにとって猫は「小動物」と同じようなもの。特に子猫がカラスに狙われてしまうと、命を落としてしまう可能性もあります。
基本的にカラスは山間部でも都市部でも、日本全国どこでも生息しています。複数で行動する事が多く、カラス同士でコミュニケーションを取っているので、子猫の場所を特定したら互いに情報交換をして徹底的にマークされてしまう場合も。

カラス自体は身体が小さいので、猫を襲う時にいきなり捕食してしまうような事はありませんが、少しづつ鋭いくちばしや爪で攻撃して弱らせていきます。また、身体の小さな子猫の場合は掴んで上空に持って行き、落としてから捕食する可能性もあります。特に子猫は一撃で致命傷となってしまう可能性があるので、外に子猫を連れ出す場合は注意するようにしましょう。

猫魔王

黒い傘を怖がる元野良猫が多いのは、カラスの恐怖がトラウマになっているかもしれんな…。
カラスは空を飛べるから、どこからでも襲い掛かるのにゃ!
要警戒なのにゃ!

猫子分

猫がカラスに狙われていた時の対処法
もし外猫がカラスに襲われていた場合は、傘などを持ってカラスを追い払うようにしましょう。またカラスはしつこいので、一時的にその場を離れても、再度戻って来る可能性があります。

もし可能なら一時的でも構いませんので、保護するようにしましょう。

猫の天敵 ハクビシン

猫 天敵 ハクビシン

危険度
(3.0)
遭遇率
(5.0)

日本の生息域:山間部、都市部問わず全国に分布

ハクビシンはジャコウネコ科の雑食性の外来種です。
名前通り、額から鼻筋にかけて白い線のような模様が入っているのが特徴です。全長(頭~しっぽまで)は90㎝~1100㎝ほどで足の指の本数が5本あります。ハクビシンは夜行性なので夕方から行動する事が多く、日中は家の屋根裏や、物置、洞窟や洞穴などをねぐらとしています。

屋根裏を寝床にされてしまうと、同じ場所に糞尿をするので家が傷んでしまう事があります。また、ハクビシンは頭が入る隙間があれば侵入してしまうので、古い家屋や増築をした家屋などは注意が必要です。
もし、ハクビシンを捕獲する場合には、自治体に相談するか、専門の業者に相談するようにしましょう。ハクビシンは鳥獣保護法で守られているので、勝手に捕獲や駆除はしないようにしてください。

ハクビシンは猫のごはんを食べてしまう

ハクビシンは雑食性の動物で野菜や果実だけでなく、昆虫や小動物、鳥なども食べます。また、猫のエサも好んで食べるので外猫さん用にのフードを出しっぱなしや放置しておくと、ハクビシンが食べに来てしまう事もあります。

ハクビシンは縄張り意識が強い

ハクビシンはなわばり意識が強いので、猫が縄張りに入ってしまうと攻撃してしまい猫が怪我をしてしまう恐れもあります。外猫や地域猫、放し飼いにしている猫が襲われてしまうケースもあるので近所でハクビシンを見かけた場合には注意をしましょう。
ハクビシンはトキソプラズマ症などの感染症を媒介します。人や猫にも感染する恐れがあるので、うかつに近づいたり触ったりしないようにしてください。

ハクビシンが電線を綱渡りしているのを見たことがあるのにゃ!ぱっと見タヌキみたいな体型だったのにゃ。

猫子分

猫魔王

見た目はかわいいが猫と喧嘩をしてしまう可能性もあるから注意が必要だぞ。
猫がハクビシンに狙われていた時の対処法
子猫がハクビシンに襲われてしまうと命の危険があります。成猫の場合も怪我を負ってしまうので、もし猫がハクビシンに襲われていたら、
傘を開けたり閉めたりとバサバサしながら近づくと、ハクビシンはびっくりして逃げてしまいます。近づきすぎたり素手で対抗はしないようにしてください。
猫がハクビシンに襲われた後は、怪我をしていなくてもノミやダニが移ってしまっているかもしれないので、動物病院に診てもらうようにしましょう。

猫の天敵 蛇

猫 天敵 蛇

危険度
(5.0)
遭遇率
(4.0)

日本の生息域:山間部、都市部問わず全国に分布

ヘビ亜目に分類される爬虫類。
日本で生息する蛇の種類はおよそ10種類とそんなに多くありません。本州に生息する蛇は8種類ほどです。都心の公園でもたまに見かける「アオダイショウ」と呼ばれる日本固有のこの蛇は、全長が最大で2mまで成長します。木の上にいる事が多い蛇ですが、地面にいて自転車に引かれる事も度々あるようです。基本的には、近づくと逃げてしまうぐらい性格は大人しく、危害を加えない限り襲ってくることはありませんが、たまに気の強い個体もいるようです。

日本に生息する毒蛇は主ににこの3種類です。

・ニホンマムシ(全長40㎝~60㎝)
日本全国に生息。森林や林、藪の中、水田、水場の近くなどにいる事が多く、遭遇しやすい毒蛇です。
ニホンマムシの特徴は、猫のような縦長の瞳孔と三角形の頭と茶褐色に黒色の「猫のベンガル」のような模様があります。
夜行性ですが、日光浴をしに昼間活動する事もあります。向こうから攻撃する事は少ないようですが、人が近づいても逃げる事が少なく、蛇を踏んでしまい噛まれてしまうケースが多いようです。

・ハブ(全長150㎝~200㎝)
沖縄に生息。林や民家に生息しているので遭遇率がやや高い毒蛇です。ハブの特徴は、猫のような縦長の瞳孔と頭は尖った三角形の形をしています。体は黄色や白のベースに黒い網目模様があります。

マムシと同じ出血性の毒で毒性はマムシほど強くありませんが、身体が大きいので毒量が多くマムシより危険とされています。攻撃性が非常に高く、いきなり襲ってくるので注意が必要に毒蛇です。

・ヤマカガシ(全長100㎝~150㎝)
本州~九州までに生息。ヤマカガシの特徴は、丸い瞳孔と頭は細身くやや丸みがあります。模様は地域差や個体差があり、判別しにくいようです。水辺や藪の中で遭遇する確率が高く、マムシより生息数が多いとされています。ヤマカガシの毒は日本の毒蛇の中で最も毒性が強く、キバの毒だけではなく、首元からも毒液が分泌され皮膚に付くと炎症を起こしてしまう恐れがあります。

日本の蛇は外国の蛇に比べて体が小さいので、猫を丸呑みにしてしまう事はほぼなく、通常であれば猫のほうが蛇より強いはずです。しかし、子猫や怪我をしている猫、弱っている猫などは体の大きなアオダイショウに締め上げられてしまう恐れがあります。また、毒を持っている蛇に少しでも噛まれてしまうと、人間よりもはるかに身体の小さい猫は命を落としてしまう危険があります。

猫魔王

子分は、猫の背後にきゅうりを置くとどうなるのか見たことがあるか?
猫がきゅうりに驚いて、ジャンプするのは見た事あるのにゃ。

猫子分

猫魔王

うむ、
あれは、猫がきゅうりを「ヘビ」と勘違いして驚いていると言われておる。猫の本能でヘビ=怖いものとインプットされているようだ。
にゃるほど~、
あっしは長ナスが苦手なのにゃ。

猫子分

猫魔王

きゅうりだけでなく、おぬしのように、長ネギや大根のように細くて長いものにも反応してしまう猫もいるようだぞ。
猫が蛇に狙われていた時の対処法

猫が蛇と遭遇してしまったら、蛇との距離があるようであれば猫を抱えて逃げるようにしてください。猫と蛇の距離が近い場合には、うかつに手を出してしまうと蛇に人が噛まれてしまいます。
傘や棒などで応戦したとしても蛇が飛び掛かってくる可能性があります。こちらから手を出さずに蛇がいなくなってから、猫の様子や状態を確認するようにしてください。

もし、猫が蛇に噛まれてしまったら、すぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。

猫の天敵 タヌキ

猫 天敵 タヌキ

危険度
(3.0)
遭遇率
(4.0)

日本の生息域:山間部、都市部問わず全国に分布

ネコ目イヌ科タヌキ属。
タヌキは一夫一妻制で、3頭~5頭のグルーブで行動します。雑食性で果実や昆虫、小型の哺乳類、残飯や生ゴミなど色んなものを食べるので自然豊かな場所だけではなく、都心にも多く生息しています。
タヌキは同じ場所に糞や尿をする「ためフン」をするので、庭などにされてしまうと強烈なにおいを発します。近くにタヌキが生息している証拠でもあるので、もしためフンを見つけた場合にはすぐ片付けて、消臭、消毒をするようにしてください。
タヌキは非常に警戒心が強く臆病な生き物で、ひどく驚くと気絶して相手をやり過ごすことがあります。「タヌキ寝入り」という言葉はまさしくこの状態の事を指します。

タヌキは猫のごはんを食べてしまう

タヌキは雑食性でなんでも食べてしまいます。外猫や地域猫用のドライフードをタヌキが食べてしまう事もあるので、猫の置き餌には注意が必要です。タヌキは夜行性で夕方から行動する事が多いので、猫の置き餌は夕方までに片付けるようにしましょう。

また、タヌキはハクビシンやアライグマのような攻撃性はないので成猫を襲う事はほぼないようですが、タヌキは雑食性なので子猫には注意が必要です。

毛が抜けているタヌキには要注意!

タヌキは疥癬症に感染する事があるので、毛が抜けているタヌキには注意が必要です。疥癬は、ヒゼンダニ(疥癬虫)と呼ばれる小さなダニが、皮膚に寄生する事でかゆみや毛が抜ける皮膚病です。犬、猫、人にも感染するので赤いブツブツができ、ひどくかゆみがある場合には病院に行くようにしてください。

猫魔王

毛が抜け落ちてしまっている疥癬症のタヌキに不用意に近づいてしまうと、猫や人も感染してしまうから注意が必要だぞ。
タヌキも疥癬症になるとは驚きなのにゃ!

猫子分

猫がタヌキに狙われていた時の対処法
もし、猫がタヌキに襲われていたら、タヌキは臆病な生き物なので傘やホウキなどを振りかざしながら大声出すようにしましょう。だいたいのタヌキはびっくりして逃げ出してしまいます。
タヌキが立ち去ってから猫の怪我の状態や様子を見るようにしてください。

猫の天敵 キツネ

猫 天敵 キツネ

危険度
(4.0)
遭遇率
(3.0)

日本の生息域:山間部、都市部問わず全国に分布

ネコ目イヌ科キツネ属の哺乳類。
森林、雑木林、農耕地、都市部だと河川敷などに生息しています。
日本には「アカギツネ」の亜種で北海道に生息している「キタキツネ」と、本州・四国・九州に生息している「ホンドギツネ」がいます。

キツネは種類が非常に多く、「アカギツネ」の亜種だけでも40種類以上いるとか。生息地によって独自の進化をしています。犬は猫と違い、群れで行動する事が多いですが、キツネは群れで生活する事はほぼ無く、家族で行動する事が多いようです。

また、キツネは肉食に近い雑食性で、ウサギや小動物、昆虫などを食べたり、人家の近くにいるキツネは残飯や家畜のニワトリを食べる事があります。元々は、夜行性で警戒心の強いキツネでしたが、最近では人馴れした個体も現れているようです。しかし、キツネに近づく際には「エキノコックス症」と呼ばれる感染症を注意しなければなりません。

キツネが持つ感染症には注意が必要!

エキノコックス症とは、キツネやネズミを宿主としているエキノコックス条虫という寄生虫の卵が体内に入ってしまうと、成長した幼虫が臓器に寄生して様々な機能障害を起こしてしまう感染症です。卵が口から入ってしまったり、キツネの糞や、糞の近くにある山菜やキノコを大量に食べると感染してしまいます。
また、猫はネズミを捕食する事がありますが、感染した猫を触ることで人間がエキノコックスに感染する可能性もあるので、外猫や外出する猫には注意が必要です。

キツネは自分よりも体の小さい動物を獲物として認識します。しかし、成猫を獲物として襲う事はほぼなく、外猫では餌の取り合いや縄張り争いでキツネとケンカになることはあるようです。ただし、キツネは猫よりも運動能力は高いので、弱っている猫や子猫の場合はすぐに襲われてしまう事もあります。

猫魔王

エキノコックスに感染しない為にも、キツネには触らないように、手洗いはしっかりして欲しいぞ。
気を付けるのにゃ!

猫子分

猫がキツネに狙われていた時の対処法
もしも、猫がキツネに襲われていた場合には、大きな物音を立てて追い払いましょう。絶対にキツネに近づいたり、触らないようにしてください。
追い払った後に猫の状態を確認し、動物病院に連れて行くようにしてください。

猫の天敵 アライグマ

猫 天敵 アライグマ

危険度
(5.0)
遭遇率
(4.0)

日本の生息域:外来種も日本で繁殖。全国に分布

アライグマ科アライグマ属の哺乳類。
森林や農耕地など幅広く生息しています。大きさは頭からしっぽまでで60㎝~100㎝ほどで体重は4㎏~10㎏。アライグマの特徴は、目の周りの黒い模様と、ふさふさしたしっぽにはタヌキにはない横の縞模様があり、耳には白い縁取りがあります。

アライグマは名前の通り「食べ物を洗ってから食べる」と思われがちですか、実際には、「水中の獲物を取る姿が洗っているように見えた」のが由来だそうです。アライグマは雑食性で野菜、木の実、魚、小動物を食べ果物やお菓子などの甘い食べ物も大好きです。

見た目はかわいいが、性格は攻撃的!

本来、日本にはいなかったアライグマ。しかし、ペットとしてアメリカから持ち込まれたアライグマを飼いきれなくなって飼育放棄してしまったり、脱走などにより、野生化したアライグマは天敵のいなかった日本で爆発的に数が増えてしいました。
一見、かわいらしい見た目のアライグマですが、性格は非常に気性が荒く、攻撃的です。爪や牙も鋭く、力も強いので噛まれてしまうと大けがをしてしまう恐れがあります。

また、アライグマは特定外来種に指定されているので、許可なく飼育、譲渡、販売は禁止されています。他にも、鳥獣保護法で保護されているので許可なく捕獲、処分も禁止されています。もし、捕獲をする際には業者に依頼するか、自治体に相談するようにしてください。

アライグマは猫のごはんを食べてしまう

猫にとっても、アライグマは天敵です。
アライグマは身体も大きく、力も強いので子猫や身体の小さい猫は捕食されてしまいます。中には、猫と仲良くするアライグマもいますが、本来は攻撃的に性格なので注意をしてください。
他には、アライグマは雑食性なので猫のエサも食べてしまいます。外猫用にフードを出しっぱなしにしておくとアライグマに食べられてしまうので、長時間の置き餌をしないようにしましょう。

猫魔王

アライグマは「アライグマ回虫」という、危険な寄生虫や、「狂犬病」、「マダニ」に感染するリスクがある。むやみに近づかないようにして欲しいぞ。
見た目がかわいいからつい近づいてしまいそうなのにゃ。

猫子分

猫がアライグマに狙われていた時の対処法
猫を抱えて逃げられるようであれば、その場からすぐに立ち去るようにしてください。むやみに近づいてしまうと、人に攻撃をしてくる可能性があります。
もし、猫が襲われているようであれば、こちらからできる事はほぼありません。アライグマが立ち去ってから猫の元へ行くようにしましょう。

猫の天敵 イタチ

猫 天敵 イタチ

危険度
(5.0)
遭遇率
(4.0)

日本の生息域:山間部、都市部問わず全国に分布特に、水辺を好む

ネコ目イタチ科イタチ属の哺乳類。
フェレットやオコジョ、ミンクもイタチ属です。日本に生息するイタチは5種8亜種。その中でも「ニホンイタチ」と「チョウセンイタチ」がよく見られるイタチです。身体は猫ぐらいの大きさですが、猫よりも細長くスラっとしています。

・ニホンイタチ
日本固有のイタチで北海道~九州に生息しています。

顔に黒い模様があり、身体は茶褐色のワラのような色をしています。体の大きさは、15㎝~40㎝ほどで、冬眠する事がなく、昼夜問わず活動しているのでよく人目につくようです。

・チョウセンイタチ
朝鮮半島から来とされるイタチで暖かい地域に生息しています。

毛の色は、ニホンイタチより色が薄くやや黄色味がかっています。しっぽもニホンイタチに比べてやや長めです。チョウセンイタチは夜行性で、身体の大きさはニホンイタチよりやや大きく、25㎝~40㎝ほどですが、オス・メスで体の大きさが10㎝ほど違うので、実際には体の大きさで区別する事は難しいようです。

イタチには不用意に近づかないように!

イタチの性格は非常に獰猛で攻撃的です。イタチは肉食よりの雑食性で、ネズミや鳥、カエルなどの小動物や、木の実や果物などを食べます。
また、家畜のニワトリ小屋にイタチが入ってしまうと、捕食せずに全滅させてしまうことも多々あるようです。
イタチは自分より体の大きな相手でも襲いかかってくる事があるので、成猫でもケガをしてしまう恐れがあります。
特に、子猫や弱った猫はかなり危険なので注意が必要です。

身体が細いから、家の中に入ってきたら大変なのにゃ!

猫子分

猫魔王

イタチもアライグマと同じように勝手に駆除する事ができないようだぞ。
もし、困っている時は、専門業者にお願いするか、自治体に相談するようにして欲しい。
猫がイタチに狙われていた時の対処法
こちらから近づいて手を出してしまうと、噛まれてしまう恐れがあるのでむやみに挑発するのはやめたほうが良いでしょう。イタチは嗅覚が非常に発達しているので、イタチが嫌がる匂いの「木酢液」や「漂白剤」を撒くと立ち去るようです。
また、光を当てられると逃げていく習性があるので、LEDライトなどを当てると良いでしょう。

猫の天敵 猛禽類(もうきんるい)

猫 天敵 猛禽類

危険度
(3.0)
遭遇率
(3.0)

日本の生息域:山間部、都市部問わず全国に分布

猛禽類とは、ワシ、タカ、トビ(トンビ)、フクロウなどの鋭い爪とクチバシを持つ肉食の身体の大きな鳥類です。

・鷲(ワシ) 全長80㎝~90㎝(タカ目タカ科)
身体が大きく、足が太い種類をワシと一般的には言われています。

しかし、中には、タカより小さいワシもいて一概に大きさだけでは判断できないようです。爪とクチバシは非常に鋭く、リスや野ウサギなどを捕食します。

・鷹(タカ) 全長50㎝~60㎝(タカ目タカ科)
一般的には、ワシよりもやや身体が小さく、尾と足が長い種類をタカと呼んでいます。

しかし、「クマタカ」は全長70㎝以上ありますが、タカと呼ばれています。爪とクチバシはワシと同じく非常に鋭くなっていて、獲物の野ネズミや鳥などを捕食しやすい形になっています。

・トビ(トンビ) 全長60㎝~65㎝(タカ目タカ科)
トビは声が特徴的で、「ピーヒョロロロロ」と鳴きながら山間を旋回する姿が良く見られます。トビはほぼタカと同じぐらいの大きさで、カエルやトカゲ、魚などを捕食します。最近では、生ゴミを食べたりと肉食よりも雑食性に近くなってするようです。近年は、浜辺や公園で弁当やおかしを狙うトビが問題になっています。

・フクロウ 全長20㎝~70㎝(フクロウ目科フクロウ)
北海道・本州・四国に生息しています。

フクロウは夜行性で夜の間に狩りをします。フクロウは視力と聴覚が非常優れていて、暗い所でも見ることが出来る目と、音がする場所を認識できる耳で森の中で狩りをします。フクロウは種類によって差はありますが、比較的大人しい性格が多いと言われています。

時々、空をチェックしよう!

都心部に猛禽類がいる事は少ないですが、山が近い自然が多い地域では空を飛んでいる光景を見かけます。猛禽類は空から獲物を探し、ターゲットを見つけると急降下して獲物を捕まえ、安全な場所まで連れ去ります。身体が大きなタカやワシなどは子猫だけではなく、成猫も獲物になってしまいます。
もし、飛んでいるのを見かけた場合には、猫を抱えて屋内に逃げるようにしてください。

猫魔王

猛禽類はカラスよりは見かけないが、いつの間にか連れ去られてしまうのは怖いのう。
特に、子猫は体が小さいから屋外にいる時は気を付けないといけないのにゃ!

猫子分

猫が猛禽類に狙われていた時の対処法
上空や近くに猛禽類がいた時には、連れ去られてしまう可能性があるので、上記で書いたように猫を屋内に避難させるようにしてください。
特に子猫や弱っている猫は狙われやすいので、猛禽類が生息している所では、なるべく猫を外出させないようにしましょう。

猫の天敵 サル

猫 天敵 サル

危険度
(4.0)
遭遇率
(5.0)

日本の生息域:本州、四国、九州の森林や山間に生息

日本固有の「ニホンザル」は、日本に唯一生息する霊長類です。
昼行性で体長は40㎝~60㎝ほど。山林などに生息し、20頭~70頭近くの群れを作って行動しています。群れの中ではリーダーを中心に、階級や順位によって力関係が決まっていますが、それほど厳しい上下関係ではなく、家族愛や仲間意識によってグループが維持されているようです。

ニホンザルは雑食性

ニホンザルは主に、果実やキノコ、昆虫や卵などを主食とする雑食性です。自然界での寿命は平均で20~25年ほどだと言われています。ニホンザルは頭が良く、手先も非常に器用です。餌付けをされている野生のニホンザルは、空腹だと人の食べ物や荷物を奪ってしまう事もあるのでうかつに近づかないようにしましょう。

むやみに近づくのは危険です!

また、ニホンザルは雑食性なので猫を捕食してしまう事もあります。ニホンザルは単独で行動する事もありますが、通常は群れで行動しているのでサルの群れが空腹だと複数で襲い掛かってくる事もあります。
特に、子猫は体が小さいのでサルに簡単に捕まってしまいますが、連れ戻そうとするのは絶対にやめましょう。興奮したサルは攻撃的なので人にも襲い掛かってきてケガをしてしまいます。
サルが生息している地域では、なるべく猫を外に出さないようにしましょう。

猫魔王

猫にとってサルはかなりの天敵だのう。サルの生息している地域では注意が必要だぞ。
あっしもできればサルと遭遇したくないのにゃ。(汗)

猫子分

猫がサルに狙われていた時の対処法
もし、猫がサルに襲われていたら、人ができる事はほとんどありません。サルの攻撃を止めさせようと近づいてしまうと、間違いなくこちらに襲ってきます。サルの牙は鋭く、噛まれてしまうと大けがをしてしまうので、うかつに近づかないようにしてください。
サルによっては、好物のバナナや果物を投げる事で気をそらすことができるかもしれませんが、サルがその場から立ち去ってから猫を助けるようにしてください。

猫の天敵 コヨーテ

猫 天敵 コヨーテ

危険度
(5.0)
遭遇率
(1.0)

日本の生息域:日本では生息なし。海外では被害が発生

イヌ科イヌ属の哺乳類。
北アメリカに分布し、見た目はオオカミに似ていますが、いくつか違う点もあります。コヨーテの体型はオオカミよりやや小型で体重は10㎏~15㎏ほどです。体毛は、オオカミは灰色がかった色ですが、コヨーテの体毛は黄色がかった茶色です。
オオカミは厳しい寒さに耐えられるように大型な体型になりましたが、コヨーテの生息地域は比較的暖かい場所が多いのでコンパクトな体型になりました。

コヨーテは犬やオオカミと同じく小さな群れで行動をします。この「コヨーテ」という名前は「歌う犬」という意味があるぐらいよく遠吠えをします。犬やオオカミも遠吠えをしますが、コヨーテはよりたくさん遠吠えをするようです。

コヨーテの数が激増中!

日本ではコヨーテが生息していないので馴染みがありませんが、アメリカではコヨーテの数が急増してしまい、北米にいたコヨーテが今では南米まで生息域を伸ばしつつあります。アメリカでは、家畜やペットがコヨーテの被害にあって問題になっています。

コヨーテは環境に適応する能力が非常に高く、ロサンゼルス付近に生息しているコヨーテの主な食べ物は、人間が出す生ゴミと、外猫、農地の家畜や果物を食べているという研究データもあるようです。

猫魔王

コヨーテの身体能力は高く、時速65㎞で走れるし、力も強いから捕まってしまったら大変だぞ。
ひぇ!!(汗)
そんなスピードで走ってこられたら怖いのにゃ!

猫子分

猫がコヨーテに狙われていた時の対処法
もしも、猫がコヨーテに襲われそうになっていたら、猫を抱えて安全な屋内に避難しましょう。
また、猫が襲われていた場合には、助けに入ろうと近づいてしまうとコヨーテが襲ってくる可能性があるので、手を出すのはやめるようにしてください。コヨーテが生息している地域では、猫を外に出さないほうが猫にとっても安全です。

猫の天敵 まとめ

今回は猫にとって天敵に成り得る危険な動物ついて解説しました。外猫さんや地域猫さんを気にかけている方は特に気を付けて欲しいです。

また、外出する飼い猫さんにも地域によっては危険な場合があるのでぜひとも注意をしていただきたいです。

猫魔王

猫の天敵はかなり多かったのう。
外は危険が一杯なのにゃ…。

猫子分

猫魔王

うむ、
では猫の天敵について最後にまとめようと思うぞ。

猫の天敵となる動物

猫は肉食獣ではありますが、外の「天敵」に比べると身体も小さく、場合によっては命を落としてしまう可能性もあります。
特に外で気を付けたい動物は以下の10種類です。

・カラス
・ハクビシン
・蛇
・タヌキ
・キツネ
・アライグマ
・イタチ
・猛禽類
・サル
・コヨーテ

上記の動物の中でも特に被害が多いのが「カラス」や「ハクビシン」でしょう。カラスは日本全国どこでも生息しますし、カラス単体でも体の小さな子猫は攻撃されてしまいます。
また、カラスは非常に頭が良く、集団でコミュニケーションを取りながら行動できるので、一度カラスの標的になってしまうと執拗に狙われてしまうので要注意な相手です。

ハクビシンは近年、急激に数が増えてきています。人家の屋根裏や物置など人の近くに生息しているので、猫との距離も近くトラブルになってしまう事が多いようです。

もし天敵に外で猫が狙われてしまっている場合は、猫を抱えて安全な場所まで逃げるか、攻撃されないようであれば、傘や棒などを使って追い払うようにしましょう。

まわりにこんなに危険が潜んでいたなんて、今まで無事だったのが不思議なぐらいなのにゃ。(汗)

猫子分

猫魔王

住んでいる地域によって注意が必要な「天敵」は変わってくる。この機会に、周りにどんな天敵がいるか把握して欲しいぞ。
あっしも弟分の為にも見回りに行ってくるのにゃ!

猫子分

猫にとって「天敵」をまとめましたが如何だったでしょうか。

猫は決して強い動物ではありません。

猫にとって危険な動物や虫から守ってあげるのは飼い主としての役目ですし、気に掛けている地域猫さんの為にも、どんな動物が猫にとって危険なのかを知っておく事で、防衛策や対応策を考える事が出来ると思います。

尚、猫にとって危険な昆虫については下記ページにてまとめてあります。特に飼い猫を外に散歩させている方や地域猫を気に掛けている方は危険が無いかチェックされる事を推奨致します。

猫にとって危険な虫、卵家の中も危険が一杯?!猫に危険な虫・卵から身を守る方法

でも、実は猫にとって一番の天敵は人間かもしれない…?!

実は猫にとって一番の天敵は人間かもしれない…というお話です。

悲しい事にイタズラや虐待をする人間も存在しますし、悪気が無くても猫を追いかけ回してしまう子供もいる事でしょう。猫がパニックを起こして道路に飛び出してしまい…という悲しい事故も起こりえるかもしれません。

特に自動車の往来の多い道路が家の前にある方は、くれぐれも気を付けて下さいね。

飼い猫がもしも外に脱走してしまったら大変です。

猫の脱走を防ぐための防止策に関しては、下記のページでまとめてあるので参考にして下さい。

猫 脱走 防止柵 おすすめ猫が脱走してしまった時の対処法と防止策

猫魔王

悲しい話だが、猫にイタズラをするのも人間、猫を救うのも人間じゃ。
・・・・・。。(涙)

猫子分

猫魔王

飼い猫には幸せな猫生(人生)を過ごして欲しいからこそ、大切にしなくしていかんのう。

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