猫には色々な柄や毛色が存在します。特に日本で良く見かける猫はキジトラや三毛猫や黒猫、白猫など多種多彩です。では、猫の毛色や柄で性格や行動に違いはあるのでしょうか。このページでは猫の毛色や柄により性格・行動の違い、また飼い主との相性、そしてそれぞれの毛色や柄でかわいい猫ブログを紹介したいと思います。
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猫魔王
目次
日本猫の歴史、祖先、ルーツなどを解説
猫の祖先は中東に生息していたリビアヤマネコだと考えられていますが、日本ではいつ頃から人との関わり合いを持つようになったのでしょうか。
日本では、長崎県のカラカミ遺跡で飼い猫と思われる骨が発見されました。今から約2000年前の弥生時代に人と猫が近い距離で暮らしていた証拠ですね。当時の人と猫との関係はペットのような間柄ではなく、食料を害虫やネズミから守るワーキングキャットとして飼われていたようです。
平安時代になってくると猫は書物にも登場してくるようになってきます。この頃の猫はようやくペットとして飼われるようになってきました。しかし、個体数が少なかった猫は大変希少とされ、一部の貴族の間のみで親しまれていたそうです。その後はネズミ駆除を目的とした放し飼いが推奨されるようになり、ネズミの数が激減したと言われています。日本での放し飼いの文化はここからきたようですね。
江戸時代の初期まではまだまだ数が少ななかった日本猫は、害虫から家を守る守り神として親しまれたり、縁起物として招き猫を作るなど庶民の間で親しまれるようになっていきました。また、個体数も少しずつ増えていき、害虫駆除のために猫を飼う習慣が庶民の中で広まってきたようです。
戦時中は猫の個体数が激減してしましたが、戦後になり生活が豊かになってくるとペットを飼う人が増えてくるようになりました。以前までは犬を飼う人が猫よりも多かったものの、今では猫の飼育数が犬を上回り猫ブームとまで言われるようになりました。犬のように散歩の必要もなく、お世話が楽、日本の狭い住宅でも飼うことができる猫は、今後も人間の良きパートナーでいてくれそうですね。
日本猫にはこんなルーツがあったなんて知らなかったにゃ…。
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猫の一頭一頭性格が違いますので、毛色や柄で性格を判断する事は出来ませんが、人間の血液型占いのように「ある、ある」と思うような性格の傾向は見つける事が出来ると思います。
2010年に東京農業大学で飼い猫244匹を対象に、毛色別の性格の統計をとったデータがあります。そちらのデータを参照にしつつ、猫魔王の中の人が保護猫ボランティア活動で多くの猫と接してきた経験から、毛色や柄による猫の性格や傾向をまとめたいと思います。
あくまで猫魔王の主観が含まれますので、予めご了承頂ければ幸いです。
白猫(ホワイト)の性格と飼い主との相性
日本では縁起が良いとされている白猫は、自然界では目立つ色をしているためかやや警戒心が強く神経質とも言われています。オス猫は比較的甘えん坊ですが、メス猫はやや警戒心が強くクールな一面も。やや独占欲が強いので飼い主さんには甘えますが、他の猫がいるとヤキモチを焼いたり、喧嘩をする事もあるようです。基本的には静かな場所を好む大人しい猫なので、リラックスできる環境を作ってあげてくださいね。
白猫の瞳の色ブルー、グリーン、イエロー、オッドアイ
白猫は「白色遺伝子」と呼ばれる遺伝子を持っています。この遺伝子は他の毛色を抑制してしまう遺伝子で、この遺伝子を受け継いだ猫は他の毛色の遺伝子を持っていたとしても白猫になってしまいます。また、白猫は先天性の聴覚障害を持って生まれることがあるようです。
・大人しい猫が好き
・単独飼い
白猫のかわいいブログを紹介
白猫のブログ「ウェルカム・ハピネス」
宮古島からやってきたキジ白のハピ♀、白猫のネス♂と我が子の溺愛が止まらない飼い主の日常♪
ツンデレ茶トラのウェル姉さん(2020/3/4虹の橋)も時々登場します
保護猫カフェ『ネコリパブリック』にてボランティアもしています
初めて猫を飼った茶トラの女の子「ウェル」ちゃんは2020年に虹の橋を渡ってしまいましたが度々登場してかわいい姿を見せてくれます。
2019年に宮古島で保護されたキジ白の女の子「ハピ」ちゃんと、白猫の男の子「ネス」君。ハピちゃんはとても賢くキレイ好き♪飼い主さんのひざ掛けが大好きなハピちゃんは飼い主さんが使っていない時は必ず毛布の上でくつろいでいるんだとか。オッドアイのネス君はハピちゃんがカゴのベッドで寝ているとわざわざ入ってきて寝てしまう甘えん坊さんな一面が。
ぜひ、猫達のほっこりとした日常に癒やされてみてはいかがですか。
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黒猫(ブラック)の性格と飼い主との相性
「黒猫が横切ると不幸になる」「黒猫を見ると不幸が起こる」「黒猫は魔女の使い」などの迷信から長い間迫害されていた黒猫ですが、実は人懐っこく、甘えん坊で誰にでもフレンドリーに接する事ができます。黒猫は自然界ではうまく姿を隠す事ができるので、警戒心が薄いとされています。特にオス猫はメスよりも甘えん坊が多いようです。また、非常に頭も良く、人の様子などをよく観察していて、飼い主さんが落ち込んでいる時には傍に寄り添ってくれる事も。
黒猫の瞳の色グリーン、ヘーゼル、カッパー、ゴールド、稀にブルー
首元やお腹に小さな白斑(エンジェルマーク)があっても全体的に毛が黒ければ、黒白猫とは呼ばずに黒猫と呼ばれます。
・猫と一緒に遊びたい
・頭の良い猫が好き
黒猫のかわいいブログを紹介
黒猫のブログ「ねこがにっきをかきました♪」
黒猫の「おと」ちゃん、茶トラの「へいじ」君「こった」君、キジトラ「わたる」ちゃんの日常が綴られたブログです。
黒猫のおとちゃんは腸の動きが悪く毎日マッサージをしているとヤキモチを焼いてしまう猫ちゃん達。それでも、へいじ君はおとちゃんを毛づくろいしてあげる優しい男の子なんだとか。
キジトラのわたるちゃんは、具合が悪かった時に抱っこをしながら手を握っていたら、それから肉球をプニプニされるのにハマってしまったそうです。
4匹の猫達のまったりとした仕草に癒やされてみてくださいね。インスタグラムにもかわいい画像や動画を更新しています。
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茶トラ(レッドタビー)の猫の性格と飼い主との相性
オレンジブラウンのベースに焦げ茶や茶色のしま模様(タビー)が入っている猫の事を茶トラと呼びます。ヨーロッパやアメリカでは生姜の色合いに似ている事から「ジンジャーキャット(Ginger Cat)」とも呼ばれています。一般的な茶トラでも、茶色が濃い色から薄い色まで様々な色合いがあり、毛色がより薄い猫はクリームトラと言われています。
茶トラはキジトラの突然変異によって生まれ、その後世界中に広まったとされています。日本では江戸時代になって茶トラが絵画に描かれるようになり、全国に広まっていったそうです。
茶トラの瞳の色ゴールド、イエロー、カッパー、ヘーゼル
茶トラの性格は基本的には人懐っこくて甘えん坊。茶トラの8割がオスとして生まれるので甘えん坊な子が多いようです。また、茶トラは他の毛色の猫に比べてオスが多いので、「身体も大きく食いしん坊」なイメージが多いようですね。個体差はありますが、他の猫とも仲良く慣れる穏やかな性格をしているので多頭飼いにも向いています。
・初めて猫を飼う
・多頭飼いをしたい
茶トラのかわいいブログを紹介
茶トラのブログ「ぐりとなつ」
いつかなかよしになれるかな?
ご飯が大好きだった「ぐり」君は2019年に虹の橋を渡ってしまいましたが、ブログ内で度々登場します。2010年生まれの茶トラの男の子「なつ」君、2011年生まれのキジトラの女の子「にき」ちゃん、2016年生まれの男の子「うみ」君。それぞれ性格の全く違う猫達の賑やかな日常が綴られたブログです。
にきちゃんにちょっかいを出して飼い主さんによく怒られるうみ君は怒られて反省する顔もしても、またすぐにちょっかいをかけてしまうやんちゃボーイなんだとか。そんなうみ君も茶トラのなつ君には優しいそうです。なつ君は今でもボール遊びが好きで持ってきてくれるとか。動画もあるのでぜひご覧になってみてくださいね。
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茶トラ白(レッドタビー&ホワイト)の猫の性格と飼い主との相性
茶トラとベースの色は一緒ですが、顔周りやお腹などに少し白い毛が入っていると「茶トラ白(茶白)」と呼ばれます。逆に、白色がベースで頭や背中、しっぽに茶トラ柄が入っている毛色は「白茶」とも呼ばれています。
日本では安土桃山時代に朝鮮へ出征した時に、島津義弘は7匹の猫を一緒に連れて行ったという伝説が残されています。この猫達は猫の瞳孔の開き具合から時間を知る為だけに戦場へ連れて行かれました。このうち日本へ帰ることができたのは2匹の猫「ヤス」と「ミケ」のみでした。島津義弘の息子の久保(ひさやす)は自分の名前から名付けたヤスをとても可愛がりその後、鹿児島の人達は茶トラ(茶トラ白)の事を「ヤス猫」と呼ぶようになったそうです。
茶トラ白の瞳の色ゴールド、イエロー、カッパー、ヘーゼル
茶トラ白の性格は茶トラと同様に人懐っこくて甘えん坊です。基本的にはのんびりとした茶トラ白ですが、一部の白猫気質が強い猫は茶トラの比べて若干警戒心が強い場合もあるようです。
茶トラ白はキジトラと比べて警戒心がそれほどなく、神経質でもないのでのんびりとしたマイペースな猫が多いようです。
・初めて猫を飼う
・多頭飼いをしたい
茶トラ白のかわいいブログを紹介
茶トラ白のブログ「ゆるゆる〜くうにゃん」
今、この瞬間を大切に。。。くぅちゃんとのまったりとゆるい日々。
2008年生まれの茶トラ白の男の子「くぅ」ちゃんは、てんかん(意識のある)の持病を持っていて、背中あたりに部分発作を起こしてしまうそうです。くぅちゃんは発作が起きる前に飼い主さんの傍へ行って見つめて教えてくれるのだとか。その時の状態や詳しい様子を書かれているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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茶トラ白のブログ「週刊ふくにゃんず」
ボク、ネコの大吉。キジトラ白の男の子。 ボクとねえちゃんズの、おとぼけでにゃんこな毎日公開中~!
茶トラ白の「ふく」ちゃん。キジトラ白の男の子「大吉」君。ふくちゃんはまだ小さかった大吉君のお母さん代わりをしてお世話をしていたそうです。今ではふくちゃんよりも身体が大きくなった大吉君の特技ははお皿をきれいに舐めてしまう事。よほどご飯が大好きなんなんですね。
2匹のまったりとした日常が綴られているのでぜひご覧になってみてくださいね。
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こんな毛が抜けるとは驚きじゃ。
キジトラ(ブラウンタビー)の猫の性格と飼い主との相性
キジトラとは、こげ茶色や黒っぽい茶色(褐色)のベースに黒のしま模様が入った猫で、英語で「ブラウンタビー」と呼ばれています。鳥の雉(キジ)に模様が似ていることからキジトラと呼ばれるようになりました。
キジトラは歴史が古く、大昔の猫はほとんどがキジトラ柄だったと言われています。イエネコのルーツであるリビアヤマネコもキジトラと似たような柄をしています。キジトラは日本で一番多い毛色と言われていますが、いつ頃日本に来たのか、どうやって来たのはまだ謎のままだとか。
キジトラの瞳の色ゴールド、イエロー、カッパー、ヘーゼル、グリーン
キジトラの性格は野生のヤマネコ気質を受け継いでいるせいか、警戒心が強くやや臆病で神経質な子が多いようです。かなり警戒心が強い子には、心を開いてもらうまで無理をして触らずに、献身的にお世話をすることで安心感を与えると徐々に警戒心が薄れてきます。また、飼い主さんや心を開いた相手には甘えん坊になり、特にオスは母親に甘えるようにべったりになる子もいるようです。
・猫と一緒に遊びたい
・野性味ある猫が好き
キジトラのかわいいブログを紹介
キジトラのブログ「SANGO! キジトラ猫と魚と私」
4キジトラ珊瑚・醍醐・苺・林檎の楽しい毎日や猫グッズのお話です
時々旅行・ダイビングについても書いてま~す
2008年生まれの「珊瑚(さんご)」君、2009年に家の子になった「醍醐(だいご)」君、2014年に家の子になった「苺(いちご)」ちゃん、2015年に家の子になった「林檎(りんご)」ちゃんのキジトラ4兄弟の賑やかな日常が綴られたブログです。
珊瑚君は保護直後はひどい猫風邪を引いていたそうですが、すくすくと成長し、醍醐君が家にやってきた時は一晩中傍に居た面倒見の良いお兄ちゃんなんだとか。苺ちゃん、りんごちゃんも受け入れてみんな仲良くしているそうです。
子猫の頃の可愛い姿や、みんなで遊んでいる姿、寝顔など思わず和んでしまう写真がたくさんあるのでキジトラ好きにはたまらないブログです。ぜひごらんになってくださいね。
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キジトラのブログ「いつも一緒」
2020年6月16日
茶トラ猫のラミが10才6ヶ月でお空へ引っ越しました
2020年8月8日
キジトラ猫のルーク(4ヶ月)が我が家へやってきました
2020年生まれのキジトラ男の子「ルーク」君。保護猫さんをお迎えしようと譲渡会に参加した所、物怖じしないルーク君に一目惚れして即トライアルの申込みをしたそうです。
すぐに家に慣れてしまったルーク君は遊ぶことが大好き♪遊んでいる動画や遊び疲れて寝ている姿などかわいい姿をたっぷりと楽しむことができるブログです。
初代猫茶トラのラミ君は10歳で虹の橋を渡ってしまいましたが、月命日にはかわいい姿を見せてくれます。
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キジトラ白(ブラウンタビー&ホワイト)の猫の性格と飼い主との相性
キジトラ白はキジトラとベースは一緒ですが、頭やお腹に白い毛が入っていると「キジトラ白(キジシロ)」と呼ばれます。また、白色ベースで頭や背中、しっぽにキジ柄が入っている毛色は「白キジトラ(白キジ)」とも呼ばれています。
キジトラ白はキジトラがベースになっているので日本での生息数はかなり多いようです。また、キジトラ白は雑種だけでなく、ぽんぽんしっぽ特徴的な「ジャバニーズボブテイル」と呼ばれる日本生まれの猫種にもキジトラ白の毛色があります。
キジトラ白の瞳の色ブルー、グリーン、ヘーゼル、オレンジ
キジトラ白の性格は、キジトラと同じく警戒心がやや強く、用心深い性格をしています。キジトラ白は非常に賢いので人の様子をよく観察していて、人によって性格を変えるとも言われています。警戒心が強い反面、飼い主さんや心を開いた相手にはよく甘えべったりになる事もあるようです。特にオス猫は甘えん坊になる傾向があります。また、キジトラ白の長毛猫は長毛猫の我慢強い性格を引き継いでいるので、辛抱強いおっとりとした性格が多いようです。
・野性味ある猫が好き
・賢い猫が好き
キジトラ白のかわいいブログを紹介
キジトラ白のブログ「柚子麦畑で猫Life。」
仲良し兄弟猫の日常を、時には飼い主の妄想とともに綴った親ばか満載日記♪
2015年生まれのキジ白の男の子「ムギ」君と兄弟猫のサバ白の男の子「ユズ」君。友人宅の庭で生まれ不思議な縁でお迎えする事に。おっとりとしていて時々ストーカーになるムギ君と超ワガママボーイのユズ君の日常が綴られているブログです。
お迎えした当初のまだ小さいムギ君・ユズ君のかわいい姿も見ることも出来ます。ユズ君は過度なグルーミングで舐めハゲを作ってしまうのでお洋服が手放せないとか。同じように過剰グルーミングで悩んでいる飼い主さんには参考になるブログです。
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キジトラ白のブログ「日日草~こなつとふうかの日々~」
スコティッシュフォールドこなつとキジ白ふうかの日々を綴るブログ。
2006年生まれのスコティッシュフォールドの「小夏(こなつ)」ちゃんは、おっとりとした性格の女の子。初めて家にやってきて恐る恐るとキャリーバッグから出る時の動画は思わずほっこりしてしまいます。残念ながら、2020年の3月に虹の橋を渡ってしまいました。
2013年に保護されて家族として迎えられたキジトラ白の女の子「風香(ふうか)」ちゃん。川沿いの茂みでフラフラしている所を保護したそうです。大人しい小夏ちゃんとは真逆の元気いっぱいの風香ちゃんを見ることができます。日々の猫との生活の大切さを感じさせてくれる温かいブログです。ぜひご覧になってみてくださいね。
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黒白猫(ブラック&ホワイト)の性格と飼い主との相性
2色以上の色を持つ被毛をバイカラーと呼び、黒と白の組み合わせのは「ブラック&ホワイト」と呼ばれています。黒白猫は柄の入り具合によっていろんな呼び方があります。
黒ブチ猫…白地のベースに牛柄のような黒いブチ模様が入っている
タキシード猫…黒地のベースに胸元が白毛でまるでタキシードを着ているように見える模様
ハチワレ…黒地のベースに額から鼻筋にかけて「八の字」のように白いポイントが入る模様(ハチワレは黒白猫だけではなく、キジ白、茶白、三毛猫など様々なバリエーションがあります。)
黒白猫は黒と白の毛色の割合によって性格が変わってきます。黒毛が多い黒白猫は、黒猫のような人懐っこく甘えん坊で穏やかな性格の猫が多く、白毛が多い黒白猫は、白猫のような神経質で警戒心が強い性格が多く、やや独占欲が強いとされています。また、毛色の割合に関係なく、黒白猫は非常に賢くしつけもしやすいようです。
黒白猫の瞳の色ブルー、グリーン、ヘーゼル、カッパー、イエロー、オッドアイ
・猫と一緒に遊びたい
・賢い猫が好き
黒白猫のかわいいブログを紹介
黒白猫のブログ「にゃんこ だいすき 日記」
2008年生まれの白猫の男の子「しろ」さんは生後半年ほどで保護されてお家にやってきたしろさんは7.5kgの大猫でも人が大好きだったそうです。残念ながら2016年3月に8歳で虹の橋を渡ってしまいました。
2010年生まれの黒猫の女の子「ジジ」ちゃんは目が殆ど見えない状態でかなり痩せていたので生後1歳ほどで保護したそうです。懸命なケアのお陰で今では目も多少見えるようになったそうです。2013年生まれの黒白猫の女の子「みい」ちゃんは生後2ヶ月の頃に雨の日に車道の真ん中で動けなくなっている所を保護したそうです。2匹のかわいい姿をたくさん見ることができるのでぜひご覧になってみてくださいね。
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黒白猫のブログ「月下の香箱」
2009年に家族にお迎えした「くおん」君と「かぐや」ちゃん。くおん君は2020年に骨髄の病で虹の橋を渡ってしまいました。かぐやちゃんは食べ物に興味がないけどご飯以外ではワガママになってしまう姫気質なんだとか。
この2匹は元野良猫の飼い猫さんが生んだ子猫で里親募集で出会ったそうです。かわいい子猫時代からの成長過程も見れるのでのんびりと見ていただきたいブログです。
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三毛猫(キャリコ)の性格と飼い主との相性
三毛猫は茶色、黒、白の3色の毛色を持つ猫です。「キャリコ」や「トーティ&ホワイト」とも呼ばれ、海外では三毛猫は珍しく高値で取引される事も。ぽんぽんしっぽが特徴的な日本生まれの「ジャパニーズボブテイル」は別名「MIKE」とも呼ばれているそうです。
三毛猫のほとんどがメスなのは有名な話ですね。オスの三毛猫が生まれる確率は30,000分の1と言われています。なぜオスの三毛猫がめずらしいのか。それはオスが持つ遺伝子の毛色は2色までしか持てないからです。3色の毛色を持つオスは染色体異常によって生まれるため非常にめずらしいとされています。実はオスで珍しいのは三毛猫だけではなく、茶色と黒の2色の色を持ったサビのオス猫も珍しいそうです。
三毛猫の瞳の色ゴールド、イエロー、カッパー、ヘーゼル、グリーン、オッドアイ
三毛猫の性格は「猫らしい猫」とよく言われますが、ミケ猫はほとんどがメス猫なのでメス猫の特徴である自立心が強く、母性本能があるのでオスよりも警戒心が強いと言われています。三毛猫は気分屋な所があるので、甘えたい時は飼い主さんにしっかりと甘え、構ってほしくない時は近寄らなかったり、触ろうとすると不機嫌になったりと猫らしい行動を取ります。三毛猫は社交性があるので他の猫とも仲良くなれるようです。
・初めて猫を飼う
・多頭飼いをしたい
三毛猫のかわいいブログを紹介
三毛猫のブログ「ネコビタミン」
2000年生まれの三毛猫「ひめ」ちゃん、弟宅から家族になった白黒猫の「コタロウ」君は2015年に虹の橋へ。2018年に「虎二郎(こじろう)」君を譲渡会で一目惚れして家族に。
抱っこが大好きなひめちゃん特に赤ちゃん抱っこが好きで膝の上に乗って飼い主さんに赤ちゃん抱っこをおねだりするんだとか。かわいいですね。
生後3ヶ月で家に来た虎二郎君の成長過程も見ることが出来ます。ぜひゆっくりご覧になってくださいね。
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サビ猫(トーティシェル)の性格と飼い主との相性
サビ猫は、その名前通り黒と茶トラのまだら模様で錆びたような色をしている事からサビ猫、または雑巾猫と呼ばれています。日本生まれのサビ猫は三毛猫と同じく海外では非常にめずらしく、「トーティシェル(べっ甲)」と呼ばれています。ほとんどのサビ猫は雑種ですが、ペルシャ、ブリティッシュショートヘア、トンキニーズで稀に生まれることがあるようです。
サビ猫の瞳の色ゴールド、イエロー、グリーン
サビ猫は三毛猫と同様にほぼメス猫が生まれ、オスが生まれる確率は30,000分の1と言われています。サビ猫には「サビ猫(黒サビ)」と「べっ甲猫(赤さび)」の2種類がありますが、まとめてサビ猫と呼ばれています。
・サビ猫…黒地ベースの毛色に茶トラが混ざったまだら模様
・べっ甲猫…茶トラベースの毛色に黒が混ざったまだら模様
サビ猫の性格は、やや警戒心が強いですが、飼い主や心を許した相手にはよく甘え、べったりとする一面があります。また、人の様子を観察して空気を読むことができるとても賢い一面があります。サビ猫は社交性があるので他の猫とも仲良くできますが、飼い主さんの事が大好きすぎると他の猫に嫉妬をしてしまう事もあるので注意が必要です。
・賢い猫が好き
・多頭飼いをしたい
サビ猫のかわいいブログを紹介
サビ猫のブログ「サビ猫 このはのブログ」
平成25年10月に我が家にやってきたサビ猫「このは」の日々の生活を日記代わりにお話しします
2013年に家族として迎い入れたサビ猫の「このは」ちゃん。猫を飼いたいと考えていた飼い主さんはペットショップからではなく、保護猫を引き取りたいと考えていたそうです。そんな中、動物愛護センターでこのはちゃんと出会い家族になりました。
ちょっぴりやんちゃなこのはちゃんのゆったりとした日常を覗けるブログです。ぜひご覧になってくださいね。
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サビ猫のブログ「さび猫こむぎさん」
のら猫の仔こむぎ。3匹の兄弟と保護されてそれぞれの家の仔になった。
2012年からサビ猫「こむぎ」ちゃんの日常を綴ったブログです。普段の何気ない仕草やちょっとしたイタズラなどかわいい写真に思わずほっこりしてしまいます。ぜひいろんな表情を見せてくれるこむぎちゃんに癒やされてくださいね。
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猫魔王
猫の性格と飼い主との相性まとめ
いかがでしたでしょうか。
毛色による性格の違いは個体差があるので、あくまで目安として捉えていただけると幸いです。猫本来の性格、他の猫との触れ合いや、環境によっても性格は変わってきます。猫と快適に過ごすためにも猫の性格を理解し、飼い主さんとの相性の見極めも大切ですね。
最後に毛色による性格の違いと飼い主さんとの相性についてまとめました。
毛色による性格の違いについて
毛色 | 性格 | 相性の良い飼い主 |
---|---|---|
白猫 | ・やや警戒心が強い ・比較的甘えん坊 ・大人しい | ・猫と程よい距離感で接したい人 ・大人しい猫が好き ・単独飼い |
黒猫 | ・人懐っこい、甘えん坊 ・警戒心が薄い ・頭が良い | ・甘える猫が好き ・猫と一緒に遊びたい ・頭の良い猫が好き |
茶トラ | ・人懐っこい、甘えん坊 ・穏やかな性格 ・社交性がある | ・甘える猫が好き ・初めて猫を飼う ・多頭飼いをしたい |
茶トラ白 | ・人懐っこい、甘えん坊 ・マイペース ・やや警戒心がある | ・甘える猫が好き ・初めて猫を飼う ・多頭飼いをしたい |
キジトラ | ・やや警戒心が強い ・神経質 ・心を開くと甘えん坊 | ・甘える猫が好き ・猫と一緒に遊びたい ・野性味ある猫が好き |
キジトラ白 | ・やや警戒心が強い ・頭が良い ・辛抱強い | ・甘える猫が好き ・野性味ある猫が好き ・賢い猫が好き |
黒白猫 | ・人懐っこい、甘えん坊 ・やや警戒心が強い ・頭が良い | ・甘える猫が好き ・猫と一緒に遊びたい ・賢い猫が好き |
三毛猫 | ・マイペース ・やや警戒心が強い ・社交性がある | ・甘える猫が好き ・初めて猫を飼う ・多頭飼いをしたい |
サビ猫 | ・やや警戒心が強い ・頭が良い ・社交性がある | ・猫との適度な距離感が好き ・賢い猫が好き ・多頭飼いをしたい |
猫魔王
あっしの毛色はエメラルドブルーで出来てるのにゃ!
猫子分
猫魔王
確かに1年風呂に入ってないけど、あっしは元からこの毛色なのにゃ。
猫子分
猫魔王
なんか臭いしいいから風呂に入ってくるのじゃ!
すぐお風呂に入ってきますにゃ〜。
猫子分
興味深く、楽しく読ませてもらいました♪
ウチの先代さんはキジトラなのにとってもフレンドリーで甘えっ子な女の子でしたが、
ただの個体差なのか、
模様がほぼクラシックタビーだったのって関係するのか・・
ちょっと気になっちゃいました(笑)。
サバトラさんの特徴的な性格というのも知りたいです。
機会がありましたら是非お願いします♪
猫子分のファンです。頑張ってください。