猫魔王と猫子分が猫の全てを解説するブログ

猫とのお別れに備えて…後悔しない猫の看取り方

猫の看取り方とお別れのサイン

猫が飼い主さんにだけ出してくれるお別れのサイン…。

きっと飼い主さんなら見逃したくないと思います。

このページでは、猫魔王(の中の人)がボランティア活動で多くの高齢猫を看取って来た経験から、高齢猫が穏やかに過ごす為のケアや病院の選び方、そして猫が飼い主に教えてくれる「お別れのサイン」、猫の看取り方や心構えについて詳しく解説します。

少し重たいテーマとなりますが、猫魔王と猫子分が飼い主さんに判り易く解説していますので、最後までお読み頂ければ幸いです。

猫の寿命はどの位?猫を看取る為に準備したい年齢

猫の看取り方と寿命

愛猫の老後を穏やかに過ごす為にも、猫が高齢期に差し掛かったら、飼い主さんには準備が必要です。例えばかかりつけの病院選びだったり、心の準備だったり。

では、愛猫が何歳位になったら「老後のケア」や、心構えも踏まえた「看取りの為の準備」が必要なのでしょうか。

猫は2歳を過ぎると人間の4倍のスピードで歳を取るとされています。生後15年も過ぎれば、人間で言えば75歳以上…後期高齢者の仲間入りとなります。

昔に比べて飼い猫の寿命は延びている

猫は年々寿命が延びていて、外に外出する猫は約13歳、完全室内飼いの猫は約16歳と完全室内飼いの猫の寿命が延びています。完全室内飼いの猫は猫同士の喧嘩をする事がなく、感染症や、怪我のリスクも軽減されるので病気になる恐れが減ったおかげです。今では、20歳を超えるご長寿猫も少なくはないようです。

飼い猫の寿命が延びた理由とは
・完全室内飼い
・猫用フードの質の向上
・しっかりとした健康管理
・猫にとって快適な生活環境
・猫に対する知識の向上

特に最近は猫の体質に合わせて、消化器系が弱い猫には専用のフードや、腎臓機能が低下している猫には、腎臓ケアのフードやサプリなどがあり、飼い主さんの猫に対する知識の向上やサポートが飼い猫の寿命をさらに延ばしているのかもしれません。

猫魔王

最近は「猫まんま」を食べさせる家庭も減ったのも大きいかもしれんのう。
猫まんまは塩分が多いので、猫にあげては絶対ダメなのにゃ。

猫子分

猫魔王

飼い主さんの猫に対する健康意識が向上しているおかげで寿命が延びているのはいい事じゃな。

猫は15歳以上から「超高齢期」に差しかかります

猫の年齢と人間比較「超高齢期」

猫の生後人間年齢
15年76歳
16年80歳
17年84歳
18年88歳
19年92歳
20年96歳
21年100歳

生後15年目以降は、人間で言えば超高齢期にあたります。猫の平均寿命は15歳前後とされているので、愛猫さんが穏やかに過ごすためにも、ここから先は「介護」が必要になりますし、飼い主さんも「看取り」をする為の心の準備が必要になります。

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猫魔王

猫の寿命が延びた事で、飼い主さんと少しでも長く一緒に居れるのは嬉しいのう。
でも、歳を取ってくると色々心配なのにゃ。

猫子分

猫魔王

確かに、猫が高齢になってくると気を使う必要はあるのう。猫の健康寿命が少しでも延びるように飼い主さんにはがんばって欲しいぞ。
具体的にはどうしたらいいのかにゃ?

猫子分

猫魔王

では、まずはこれからお世話になるであろう病院選びからみてみよう。

猫の病院の選び方について

猫の看取り方と病院選び

元気な時は猫の健康診断やワクチン接種くらいしか行く機会のない動物病院ですが、高齢猫になれば通院する機会も増えてきます。猫の高齢期から終末期の医療まで、頼りになる動物病院を選んでおく事はとても重要な事です。

また親切丁寧な医療は勿論ですが、高齢猫ともなれば「医療費」も大きな問題となってきます。

ちなみに猫の医療費は一般的に猫に年間掛かる医療費は1万円~3万円までが約30%、5万円~10万円までが12%とされていますが、高齢猫の場合はもっと医療費がかかるものと考えるべきです。

経済的負担が大き過ぎるのは飼い主さんにとって辛いと思います。診療費など安く扱ってくれている動物病院を探しておくのも重要です。

どのような動物病院が理想的なのか、どのような所に気を付けて動物病院選びをすれば良いのかについては下記のチェックシートで考えてみて下さい。

猫の動物病院選びチェックシート
・先生とコミュニケーションがとれるか
・家から通いやすい場所か
・愛猫を大切に扱ってくれるか
・愛猫の病気に対応している病院か
・診察費は明確かどうか
・時間外に対応してくれるかどうか

上記の6項目全て該当している所が飼い主さんにとって理想的な動物病院になると思います。動物病院の選び方や入院の事などは下記の「動物病院選び方ガイド」のページで詳しくまとめてあるので、興味がある方はチェックしてみて下さい。

終末医療はどこまでするべきなのか

飼い主さんは愛猫の治療をどこまでするべきか、いきなり決めるのは難しいですよね。病院に入院したほうが良いのか、自宅に連れ帰ったほうが良いのか、いつかは決断する時がくるはずです。しかし、いざ、決めようとしても正解の無い答えに戸惑い、悩んでしまう事でしょう。

そんな時に備えて、今のうちから終末医療の心構えや、どうするべきかを家族で相談し、前もっていくつかの選択肢を考えておくと良いかもしれませんね。

治療するメリット・デメリットを把握する

動物病院での治療は、病気が完治するものであれば積極的に治療する必要がありますが、完治しない場合には、治療が愛猫にとって苦痛や大きなストレスを与えてしまう要因になってしまう恐れがあります。そうならない為にも、「治療をして治る見込みがあるか」「身体が治療に耐えられるか」先生とよく相談し、治療をするメリット・デメリットを把握するようにしましょう。

どこまで治療をするか家族で話合う

通院や手術、入院、お迎えによる飼い主さんの精神面、体力面だけでなく、金銭面での家計の負担が出てきてしまいます。どこまで治療を行うかは、人によって意見は様々です。家族間でも意見の食い違いで喧嘩をしてしまう事もきっとあるはずです。

愛猫の為にも家族で後悔しないように、今後の治療方針をみんなで話し合って共有しながら決めるようにしてください。

ターミナルケアを取り入れる

ターミナルケアは終末期医療とも呼ばれ、完治する事のない病気で苦しんでいる猫に対して、「痛みを和らげる」「穏やかに過ごせるように」と、少しでも苦しみ無く、穏やかな生活が送れるようにサポートする事が目的のケア方法です。人間では、緩和ケアとも呼ばれています。

実際にターミナルケアを行うには、どんな医療を行うか、自宅でどんなケアが必要なのかなど、かかりつけ医とよく相談をする必要があります。また、自宅でケアする場合には、毎日猫のお世話をしなくてはいけません。お世話で困っている事や悩んでいることがあったら、一人で抱え込まずに看護師さんやスタッフ相談するようにしましょう。

自分にとって悔いのないように…

どんなに設備の整った高度な医療を提供する病院に行ったとしても、最後に決断するのは飼い主さん自身です。その時は良かれと思って決めた事でも、後から後悔する事もあるかもしれません。しかし、愛猫の命は一つです。後から考えて「こうすればよかった!」「もっと〇〇してあげたかった!」と思ってしまったり、周りから言われてしまうかもしれませんが、その時に考えて『自分にとって悔いのないようにしてあげる』事が大切だと思います。後から後悔する事はのちに必ず役に立つ時が来るはずです。辛いかもしれませんが、悔いのないように愛猫さんに向き合ってあげてくださいね。

どこまで治療をするかなんて考えた事なかったのにゃ。

猫子分

猫魔王

高齢猫がいる家庭ではどうすればよいのか、ぜひみんなで話合うようにして欲しいぞ

猫のお別れのサインと飼い主の心構えについて

猫の看取り方とお別れのサイン

猫は普段から我慢強く体調が悪くても平気そうな振りをしてしまいます。飼い主さんが愛猫のお別れのサインに気が付かないと最期に立ち会えずに…、なんて事になってしまうかもしれません。そうならない為にも、愛猫が間もなく旅立つ時にどんなサインを出すのか、飼い主さんとしてぜひとも知っておきたいですね。

お別れのサインだなんて寂しいのにゃ。(涙)

猫子分

猫魔王

確かに寂しいが、飼い主さんや家族は少しずつでもいいから、今から向き合って心構えをしないと猫との大切な時間を失ってしまうし、もしかしたら、最期も見送ることができなくなって後悔してしまうかもしれないぞ。とても辛いことだがしっかり受け止めて欲しいぞ。

猫のお別れサインと体験談

猫のお別れのサイン 急に甘えるようになる

普段クールだった猫が急に甘えてきて傍を離れなくなったり、甘えた鳴き声で飼い主さんを呼ぶことがあります。もしかしたら、今までの感謝の気持ちを伝えたいのかもしれませんね。そんな時には、めいいっぱい甘えさせて飼い主さんも感謝の気持ちを伝えてあげてくださいね。

体験談

・最後はベタベタでした
アメリカンショートヘア オス15歳
元々甘えん坊な猫だったんですが、いつも以上に甘えるようになってました。常に傍に居て欲しかったようで、私が隣に座って撫でてあげるととてもうれしそうにしていたのが印象的でした。最後の1週間は本当によく甘えてくれていました。
・いい思い出が作れました
メインクーン オス 13歳
虹の橋を渡る1か月くらい前から抱っこされたり、膝の上に乗っかるのが大嫌いだった猫が急に甘え始めて何をしても怒らなくなりました。仕事から帰ってくると膝の上に乗って甘えてくれていたのは、いい思い出です。
・気持ちが通じた気がしました
雑種 メス 18歳
ずっと触られるのが嫌いであまり近くに来なかった猫が急に撫でさせてくれるようになり、撫でると喜んでずっとゴロゴロしていました。末期の腎不全で体がしんどかったはずなのにずっとゴロゴロと気持ちよさそうに甘えてくれていたのはうれしかったです。最後の最後に甘えてくれてありがとう。

猫のお別れのサイン 毛づくろいをしなくなる

猫が高齢になってくるとだんだんと毛づくろいをする回数が減ってきて、被毛が汚れてしまったり、匂いが気になるようになってしまいます。立ち上がる事もできなくなってしまうと、被毛が濡れても自分でお手入れができないので、蒸しタオルやウェットタオルで身体を拭いてあげるようにしてください。

体験談

・お手入れしながら会話していました
ペルシャ メス 12歳
昔からすぐ毛玉になってしまう猫だったのでブラッシングは定期的にはしていたんですが、自分で毛づくろいができなくなってからは最後まで、毎日のブラッシングが日課になりました。被毛に食べカスやゴミがくっついて固まってしまうのをほぐしながらブラッシングするのが気持ちよかったみたいです。
・代わりに毛づくろいのお手伝いをしてました
マンチカン オス 14歳
うちの猫はキレイ好きで毛づくろいが大好きでした。体力が無くなって毛づくろいができなくなってからは代わりに毎日毛のお手入れをしていました。背中やお腹周りをブラッシングされるのが大好きで、気持ちよさそうにしていた姿は今でも良い思い出です。
・気持ちよさそうにしてました
ノルウェージャンフォレストキャット メス 15歳
元々ブラッシングが好きな猫でしたが、自分で毛づくろいが出来なくなってからは毎日ブラッシングをしてあげるようにしていました。首周りの毛が汚れた時にはドライシャンプーをしていたんですが、ドライシャンプーをしてからのブラッシングがお気に入りだったみたいでお手入れしている時はずっとゴロゴロ音を聞かせてくれていました。

猫のお別れのサイン 食べなくなる

猫は自分の最期を察するとご飯や水分を一切受け付けなくなります。猫にとってはそのまま穏やかに最期を迎える準備ができているのかもしれません。今まではご飯を口に運んでいたら食べていたのに、急に食べなくなってしまったら、お別れのサインなのかもしれませんね。

体験談

・何も食べなくなりました
雑種 メス 20歳
口にスプーンを近づけると食べていたのに急に何も食べなくなって、水も飲まなくなってしまいました。最初は食べて欲しくていろいろ試しましたが、拒否がひどくかわいそうになってしまい無理をしてあげる事を諦めました。そのまま静かに穏やかな最期を迎えました。
・水も飲まなくなる
エキゾチック メス 19歳
食事をほとんど取れなくなってもお水はなんとか飲んでくれていました。毎日、皮下輸液もしていたので脱水にはならなかったんですが、食欲が戻ることはなかったです。水も飲まなくなってからは、ずっと寝ていて静かな最期でした。

猫のお別れのサイン 大声で鳴く

普段鳴かなかった猫が突然大声で鳴くことがあります。病気や認知症で夜中に大声で鳴く(夜泣き)場合もありますが、飼い主さんが傍にいると鳴きやむ場合には、もしかしたら最後に飼い主さんに甘えたくて鳴いているのかもしれませんね。

体験談

・姿が見えないと鳴く
スコティッシュフォールド オス 12歳
普段はほとんど鳴くことが無かった猫が、ある日突然大声で鳴くようになっていました。傍にいる時は大人しいのに、飼い主の姿が見えないと不安だったらしく、大声で鳴いていました。最後まで傍に居ない時には大声で鳴いていました。
・近くにいないと鳴いてました
ベンガル メス 13歳
元々おしゃべりな猫でしたが、立ち上がる事が出来なくなってからは近くに居ないと大声で鳴くようになってしまいました。耳は聞こえていたらしく、話声が聞こえると落ち着くようなので1日中テレビをつけていました。最後まで傍に居て欲しかったようで、居ないと鳴いて呼んでいたのを今でも思い出します。

猫のお別れのサイン 隠れるようになる

昔は飼い猫でも外出する猫が当たり前でした。具合が悪くても外へ出かけて行き、そのまま帰ってこないケースが多かった事から、猫は「自分の最期がわかると飼い主の前からいなくなる」と言われていたようです。しかし、実際にはそんな事はなく、回復に専念するために身を隠すのです。

完全室内飼いの猫でも、具合が悪くなると薄暗い場所で身を潜めて回復に専念しようとするものの、回復できずにそのまま最期を迎えてしまう事もあるようです。いつもいない場所に隠れていたり、人がいない所に行こうとしていたら、そろそろお別れの覚悟が必要なのかもしれませんね。

体験談

・クローゼットに行きたがる
雑種 オス 17歳
リビングにある寝床でお世話をしていたんですが、いつからかフラフラと家の中を徘徊するようになって、気が付くとリビングにあるクローゼットに入っていることが多くなってました。薄暗くて静かなクローゼットの中が落ち着くようだったので寝床を移動した所、翌日にクローゼットの中で静かに最期を迎えてました。
・机の下が好きでした
ソマリ オス 13歳
机の横の寝床がお気に入りの場所だったのに、急に机の下で寝るようになっていました。寝床に戻してもすぐに机の下に入ってしまうので、仕方なく寝床を机の下に移動してあげると、気に入ったようで最期までその場所にいました。今考えると薄暗い感じがよかったのかもしれません。
・人の居ない場所に行きたがる
ラグドール メス 14歳
看取る覚悟を決めてから、リビングにある寝床でお世話をしていたんですが、猫がリビングに居るのを嫌がり廊下で寝るようになってしまいました。何回もリビングに戻してもヨロヨロしながら廊下に出てしまうので、仕方なく廊下に寝床を置いてあげると、落ち着いたらしくそこで寝るようになっていました。明るい寝床があるリビングを嫌がり最期は誰も居ない廊下の隅っこで寝ていました。

猫のお別れのサイン 急に元気になる

食欲がなかった高齢猫が急にご飯を食べるようになったり、寝たきりだったのに起きて飼い主さんの元まで歩いて行ったりと、急に元気になって活動的になることがあります。このまま元気になるのではないかと期待してしまう飼い主さんも少なくはないはずです。これは一時的なものですが、愛猫がしたい事、やりたい事を自由にさせてあげるようにしてください。愛猫は最後に飼い主さんとの思い出作りをしているのかもしれませんね。

体験談

・急に食べるようになった
ロシアンブルー メス 13歳
食べたり食べなかったりと具合があまり良さそうではなかった猫が、急に食べるようになって驚きました。いつも食べなかったフードまで食べるようになり、元気になったのかなと期待していた2日後に静かな最期を迎えました。最期においしそうに食べる姿が見れてよかったです。
・膝の上まで来てくれた
雑種 メス 17歳
1週間寝たきりだった猫が膝の上に登って甘えに来てくれました。今まで一度も膝の上に乗ってきてくれることはなかったので驚きましたが、膝の上でゴロゴロと気持ちよさそうにしていたので、そのまましばらく撫でながら話をしていました。最後の最後に歩いて膝の上まで来てくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。
・家の中をパトロールしていた
アビシニアン オス 14歳
ほぼ起き上がることもなく寝たきりだった猫が、突然立ち上がり家の中を歩き回っていました。久しぶりに歩いていたのでよろよろとした足取りでしたが、なんだか楽しそうに歩いたように見えました。もしかしたら、最後に家の中を見ておきたかったのかもしれませんね。
お別れのサインにはこんな意味が隠されていたとは。いろいろ考えるきっかけになってよかったにゃ。

猫子分

猫魔王

うむ、
いつかは訪れる猫とのお別れは寂しいが、最後まで猫の事を一番に考えて行動してあげて欲しいぞ。

愛猫とのお別れはどのタイミングでどのようにして、いつ訪れるのかは誰にもわかりませんが、事前に覚悟や心構えはしておくことができます。飼い主さんにとってはツライ体験かもしれませんが、愛猫から送られるお別れのサインを見逃さないようにしっかりと見てあげてくださいね。

愛猫を看取る時に飼い主がしてあげられる事とは

猫の看取り方と飼い主の介護

愛猫が1日でも長く穏やかに居て欲しいと願い、自宅での看取りを決める飼い主さんは多いと思います。病院で一人寂しく過ごすより、慣れ親しんだ匂いのする我が家と大好きな飼い主さんに囲まれて残りの時間を過ごすことが、猫にとっては幸せな時間なのではないでしょうか。

愛猫を自宅で看取る決意をしても何をしてあげればよいのか考えてしまいますよね。愛猫が快適に過ごせるように何をしてあげたらよいのか、愛猫の看取りにあると便利な物や、飼い主さんが最後に愛猫にしてあげれることについて解説していきます。

お世話をしすぎない事も大切

猫が寝たきりにならない限りは、猫自身でできる事はさせてあげましょう。猫の様子を見ながらできない事をサポートしてあげるようにしてください。

できる事はさせてあげよう

猫のサポートをしようとご飯や排せつの補助をすると思いますが、猫が自力でできる事はなるべくさせてあげるようにしてください。過度にお世話をせずに、ご飯を自分で食べれるようであれば好きに食べさせ、歩いてトイレに行けるようであれば傍で見守るようにしましょう。

寒い時には洋服をうまく活用しよう

高齢猫は体温調節がうまくできなくなってしまうので、嫌がらないようであれば寒い時期には洋服を着せてあげると良いかもしれません。動きやすい洋服や着やすさ重視の洋服までいろんなバリエーションがあるので、試してみてもよいかもしれませんね。

体温が低下してきたら

体温が徐々に低下してくると猫は旅立つ準備を始めます。暖かい場所を嫌がるようになってきたら無理に体を暖めずに猫が落ち着ける環境を作ってあげるようにしてください。また、涼しい所や薄暗い所に移動しようとしている場合には、室内の照明を落とし、温度を下げたり、猫の周りにタオルで巻いた保冷剤を置いてあげると猫は快適に感じるようです。

身体のお手入れはしっかりと

高齢猫や寝たきりになると毛づくろいや爪とぎといった身体のお手入れを自分できなくなってしまいます。飼い主さんは猫の代わりに身体のお手入れをしてあげるようにしましょう。

爪切りをしてあげよう

猫の爪はいくつもの層になっていて爪とぎや激しい動きをする事で外側の古い層が剥がれて鋭い爪を保っています。しかし、高齢猫はだんだんと動く事が少なくなり、爪とぎをする回数も減ってしまうので古い層が剥がれずに分厚い爪になってしまいます。

爪が分厚くなってしまうと、巻き爪(※)や、分厚くなった爪の間にゴミが入って雑菌が繁殖してしまう事もあります。特に前足の鉤爪(かぎづめ)や、後ろ足の爪は爪とぎをしないので分厚くなりやすいようです。

※ 巻き爪とは爪が伸び続てしまうと内側に巻いてしまい、歩く時に肉球に食い込んで傷になってしまったり、出血してしまうことがあります。歩くときに床に爪があたりカチャカチャと音がしたり、不自然な歩き方をする事があります。

巻き爪になってしまった場合には、無理をして飼い主さんが切ろうとすると、肉球や皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので、かかりつけ医にお願いするようにしましょう。巻き爪にならないように、高齢猫の代わりに1週間1回は爪のチェックをしてあげてくださいね。

口の中を時々チェック

高齢猫は歯周病や歯肉炎、口内炎などのお口のトラブルを抱えているケースが多く、放置してしまうとご飯を食べたくても痛みで食べられなくなってしまいます。

こんな口の症状には注意!!
・口が臭い
・口の周りが汚れている
・よだれを垂らしている
・頭をよく振る
・食べづらそうにしている

上記の症状がある場合には、口腔ケアが必要になってくるかもしれません。高齢猫で歯磨きをするのは身体への負担が大きいので、飲み水に混ぜる液体歯磨きや、歯や歯ぐきにつけるジェルタイプの歯磨きもあるので猫の体調に合わせて試してみてください。また、歯の状態をかかりつけ医に診てもらい相談してみると良いかもしれませんね。

身体をマッサージしてあげよう

寝たきりになってしまうと身体や関節がこわばり固くなってしまいます。1日1回でもいいのでマッサージをしてあげるようにしましょう。身体をマッサージする事で血流が良くなり、床ずれを防止する事もできます。

ブラッシングも忘れずに

身体のマッサージをした後に、毛のお手入れも一緒に行ってあげましょう。ブラッシングをする事で毛玉や毛の中に入ってしまった食べこぼしやゴミを取り除くだけでなく、猫とのコミュニケーションにもなります。優しく話かけながら今日1日の出来事や猫との思い出話などをしてあげてくださいね。

身体を拭く

お風呂に入れてのシャンプーは身体への負担が大きいので体調がすぐれない時はあまりオススメできません。身体が濡れてしまったり、汚れてしまった時には濡れタオルなどを使ってふき取るようにしてあげてください。拭いた後には体が冷えないようにしっかりとドライヤーで毛を乾かすようにしましょう。

食べられる工夫を

高齢猫はどうしても食欲が減ってしまいます。いつも食べているゴハンを食べなくなってしまう事もあります。ほんの少し工夫をするだけで食欲のスイッチが入る事もあるので、食べないからと諦めずに与え続けてみてください。

食べられるものをあげる

慢性腎不全や、下部尿路疾患、消化器トラブルを抱えている猫には療養食を与えてケアをしてると思いますが、食欲が湧かない猫には好きなものを与えるようにしてください。看取りの時期になってくると、具合が悪くてご飯を食べられない日もあるはずです。そんな中で身体に良いものを与え続けるよりも、好きなものをたくさん食べるほうが猫にとって、精神的にも体力的にも良いはずです。

まずは、猫の好きなものを与えてみてください。一度にたくさんあげてると吐いてしまうので、少量ずつ与えるようにしましょう。しかし、食欲が落ちている猫は同じものを続けて食べなくなってしまう事があります。これは、ご飯に飽きたと感じてしまったり、食欲が湧かなくなってしまうからです。そんな時には、他のフードを試すようにしてみてください。食感の違うフードや、香りの良いフード、液状のフード、おやつなど色々試して猫が食べられそうなものを探して与えるようにしましょう。

食欲が湧くように刺激してみる

いろんなフードを与えてみても食べてくれない時は必ずやってきます。そんな時には、香りを立たせるために少し温めてからよくほぐして与えてみてはどうでしょうか。香りをクンクンと嗅ぐようになると少し食欲が湧いてきた証拠です。口の近くにスプーンを運んで食べさせたり、鼻にちょこんと付けて舐めさせるようにしてみてください。

胃が受け付けない時は

体温が低下している時に食事を与えると胃が受けずに吐いてしまう事があります。何回も吐くようであれば無理をせずに静かに見守るようにしてください。

快適な寝床を目指そう

寝たきりになってしまっても居心地の良い場所で過ごして欲しいですよね。愛猫が安心してくつろげる寝床を作ってあげるようにしましょう。

寝床は居心地良くしてあげよう

看取りの時期になると猫はほぼ寝ていることが多くなります。1日の大半を過ごす寝床は居心地の良いものにしてあげる必要がありますね。猫は床ずれになりづらいと言われていますが、硬すぎる寝床はオススメできません。毛布やクッション、低反発のマットレスを使って硬さを調節するようにしましょう。また、柔らかすぎるのも良くはありません。寝返りがしづらく起き上がる時に身体に負担がかかり余計な体力を使ってしまいます。動きずらそうにしていたら柔らかすぎるのかもしれないので余計な毛布やクッションを取り除き調節してあげましょう。

寝床はつねに清潔に

寝床にいる時間がだんだんと多くなってくるので寝床は常に清潔にするように心がけてください。足元がおぼつかなくなってくると寝床で食事をする機会が増えてきます。食べこぼしや薬が寝床に落ちているかもしれません。そのままにしてしまうと雑菌が増殖してしまい、感染症の原因になってしまうかもしれません。特に免疫力の下がった高齢猫には注意が必要になってくるので、寝床周りはこまめに掃除をするようにしましょう。トイレシートを寝床や寝床周りに敷いておくと早く簡単に掃除ができるようになります。

体温はこまめにチェックしよう

猫が寒がっているようであれば、室温を上げたり、寝床にホットカーペットやホッカイロを入れて暖めるようにしてください。逆に、暑がって嫌がるようであれば猫が快適に過ごせるように室温を下げ、タオルでくるんだ保冷剤を頭の下に敷いてあげると心地よく感じるようです。体温を下げすぎてしまうと危険な状態になってしまう恐れもあるので猫の様子を見ながら調節するようにしてください。

トイレは工夫をしよう

猫の体調や身体の具合によって今まで出来ていたことが出来なくなってしまう事もあります。トイレの段差をまたぐことができなくなったり、トイレまで行くのに介助が必要になったりするかもしれません。猫の様子をしっかりと観察して、対応してあげるようにしましょう。

トイレを入りやすくしてあげよう

足腰が弱くなってくると段差につまづいてしまったり、またぐのが大変になってきます。今までは問題なく入れていたトイレに急に入れなくなってしまう事もあるようです。トイレのフチが高くて入りづらい場合には、フチの前にスロープやステップなどを置いて段差をなくすようにしてあげましょう。また、浅めの広いトイレを設置すると入りやすく、排泄もしやすいので高齢猫にはよいかもしれません。

トイレを補助してあげる

トイレに行くのにヨロヨロしてしまい足元がおぼつかなくなってしまったら、飼い主さんが身体を支えてトイレまで誘導してあげましょう。オムツをするほうが楽かもしれまんせんが、猫が自力でできる事を尊重してあげてください。

トイレシーツを上手に使おう

飼い主さんの補助があっても自力でトイレまで行けなくなってしまったら、ほぼ寝たきり状態になってしまいます。オムツを嫌がらないようであればオムツを履かせてあげてください。もし、嫌がるようであれば、寝床の上にトイレシーツを敷いて、後ろ足の間にもトイレシーツやペーパータオルを挟んであげると、後ろ足がおしっこで濡れてしまうのを少しは軽減することができます。

愛猫のお世話を完璧にしようと気を張ってしまうと飼い主さんがダウンしてしまいます。お世話をしながら少しずつでいいので愛猫が快適に過ごせるように工夫をしてみてください。しかし、看護や看取りという言葉を意識しすぎてしまうと愛猫との生活が苦しく、しんどいものになってしまいます。お世話や看取りも大切ですが、愛猫との過ごせる日々を大切に、最後の日を迎えるまで一緒に居てあげるようにしてくださいね。

愛猫の最期の旅立つ様子とは

猫の看取り方と最後の様子

高齢猫を看取る覚悟を決めて自宅でのお世話をしている飼い主さんにとって、愛猫とどんな別れ方をするかが一番の気がかりですよね。どのタイミングでいつお迎えが来るか誰にもわかりませんが、愛猫が旅立つ最後にはどんな行動をするのでしょうか。

・目に異常が出てくる
目がくぼんできたり、目の焦点が合わずにうつろになったり、目の動向が徐々に開いてきます。

・口呼吸をするようになる
呼吸が浅くハアハアと早く口呼吸をしたり、深くゆっくりとした口呼吸をする場合があります。最後に大きく息を吐き、このまま安らかに最後を迎える猫が多いようです。

・心拍数が下がってくる
健康な猫の心拍数は1分間に120拍~180拍程度、安静時では1分間に100拍~130拍程度です。心臓病などでは心拍数が上がることもありますが、最後には音も小さくゆっくりとした心拍音になってきます。

心拍数の測り方とは猫の左胸に耳を当てて心拍数を数えます。15秒間で25拍~45拍以内であれば正常範囲内です。

・嘔吐をした後は注意が必要
嘔吐をすると迷走神経(内臓にある脳神経のひとつ)が刺激され、心拍数が下がります。嘔吐は心臓への負担が大きく、吐いた瞬間に心臓が止まってしまう事があるので注意が必要です。

・体温が下がってくる
正常な猫の体温は人間よりも高い約38℃台です。猫の最期が近づいてくると体温が徐々に下がってきます。体温が36℃を下回ってくるといつ最後を迎えてもおかしくない状態になるようです。

・繰り返し痙攣をする
痙攣の大きさには個体差がありますが、何回か発作のような痙攣を繰り返します。痙攣後には浅い口呼吸からだんだんと深くゆっくりとした呼吸を繰り返すチェーンストークス呼吸と呼ばれる呼吸をするようになります。この呼吸は徐々に意識がなくなり最終的に呼吸が停止します。

やっぱり覚悟をしていてもツライものは辛いのにゃ。

猫子分

猫魔王

うむ、しかし一番辛いのは愛猫なはずだぞ。飼い主さんは愛猫が不安にならないようにやさしく寄り添ってあげて欲しい。

とても参考になる猫の看取りブログ

猫の看取り方と猫ブログ

ここでは、実際に猫の看取りをした人の貴重な体験を綴ったブログをご紹介します。飼い主さんの素直な気持ちや看取りの大変さについてありままに書かれているのでとても参考になると思います。

ほんじつのトムさん

猫 看取り ブログ

ほんじつのトムさん

甲状腺機能亢進症と診断された「トムさん」の闘病記録が綴られています。「猫の最期をなるべく楽にすること」をトムさんを通じて愛猫を看取る人の参考になって欲しいとの思いでブログに記したそうです。トムさんが少しずつ「旅立つ準備」をしている様子や、体温が徐々に下がっていくにつれて変化していくトムさんの様子が詳しく書かれています。

愛猫の最期を安らかにする為には、どのように猫の体温を下げてあげればよいのか詳しく書かれています。愛猫の看取りをしている人や、覚悟をする人にとってとても参考になるブログです。

穏やかな最期には体温を見てあげる事が大切とは知らなかったのにゃ。

猫子分

猫魔王

どの飼い主さんも、最後は安らかに過ごして欲しいと願っているはずじゃ。トムさんの話はとっても参考になるのう。

Greendays~ねこ便り

家猫(みー・ちー・とら・もー)と猫・ねこ・ネコなブログ

猫 看取り ブログ

Greendays~ねこ便り

お外猫だったオス猫「もーちゃん」を2011年に家族に向かい入れた9年後、推定12歳で虹の橋を渡ってしまいました。この2か月前にも飼い猫の「みーちゃん」が虹の橋を渡ってしまい、続けての看取りの辛さも綴られています。もーちゃんに別の治療を受けさせていたら結果は違っていたのでは…と、振り返ってしまうそうです。

徐々に食欲が無くなってしまい痩せていくもーちゃんを見続けるのが辛かったそうですが、そんな中でも布団で寝ていた飼い主さん元まで一生懸命歩いて隣で寝ていたそうです。

愛猫の看取りはとてもつらく悲しいものですが、決して苦しいだけではなく、かけがえのないものを愛猫が教えてくれるものだと気づかせてくれるブログです。読んだ後には猫と一緒に居たくなります。

猫の看取りについて改めて考えるきっかけを作ってくれるブログなのにゃ。

猫子分

猫魔王

やはり実際に経験してみたいとわからない事は多いと思うが、ブログを通して色々と考えて欲しいぞ。

モンタ犬猫ネット

保健所収容の犬猫を引き取り新しい飼い主を見つける活動をしています。
野良猫のTNRの啓発にも取り組んでいます。
日々の活動について、思う事をつらつらと書いてます。

猫 看取り ブログ

モンタ犬猫ネット

12歳の飼い猫「モンちゃん」を初めて看取った時の様子を綴られています。「全てを受け止める」と覚悟した飼い主さんは穏やかに過ごせるようにと、投薬での緩和治療をしながらモンちゃんを見守っていました。モンちゃんの体調がいい日や悪い日の様子や、ご食欲の有無で一喜一憂する飼い主さんの気持ちが痛いほど伝わってきます。猫を飼い始めてから最期の看取る瞬間までお世話をする大切さを教えてくれるブロクです。ぜひ猫を飼っている方には観ていただきたいです。

やはり覚悟を決めても悲しいものは悲しいのにゃ。(涙)

猫子分

猫魔王

そうじゃのう。
しかし、決してつらいだけではないぞ。猫との大切な日々や猫がくれる癒しはからがえのないものじゃ。猫への感謝を込めて最後に一緒に居てあげて欲しいぞ。

猫とのお別れ ペットロスにならない為に

猫の看取り方とペットロス

ペットロスとは、愛猫を失った飼い主の体験やその出来事による悲しみ苦しみの事を指します。愛する家族である愛猫を失って悲しむのは当然の事です。失った直後などはふとした時に涙が出て止まらなくなってしまったり、もっとこうすればよかったと罪悪感を持ってしまったり、パニックになってしまう事もあります。また、食欲不振や過食、不眠になってしまっりと身体的な症状が出てしまう事もあります。

こうしたペットロスにならない為にどうしたらよいのかご紹介していきます。

ペットロスは正常な心の反応

家族と同様な愛猫を失う事はなによりも悲しい出来事です。深い悲しみと喪失感で心や身体に不調をきたしてしまうのもそれだけ愛猫を愛していた証拠です。悲しんで当然です。「すぐに立ち直らなきゃ」「悲しむ姿をみせなくない」と、無理をして悲しみを我慢せずに、まずは思い切り泣くようにしましょう。

一人で抱え込まない

一人で悲しみを抱えるのはとてもつらい事です。自分の辛い気持ちを家族や、友人、同じ経験をした人と分かち合い、話し合う事で悲しみ孤独感が徐々に軽減されていきます。人と話をする事で愛猫を失った事実を客観的に受け止める事ができ、愛猫との思い出話しをすることで、共有や共感を得る事ができるのです。まずは一人で悲しまずにみんなで愛猫を悼むようにしてくださいね。

思い出を残す

スマホやデジカメに撮り貯めておいた写真を現像して写真立てに飾って置いておくと、愛猫を思い出すことができます。始めのうちは思い出すと辛くて泣いてしまうかもしれませんが、時間とともに楽しかった記憶や嬉しかった出来事を思い返すことができるようになります。また、写真だけでなく、愛猫が着ていた服やおもちゃを一緒に置くと愛猫との思い出をより懐かしむことができますね。

遺品を残したくない人には

愛猫のグッズや寝床、使っていた毛布などを見ると辛い記憶が蘇ってしまい処分したいと考える人は少なくありません。捨てるかわりに、地域の保護猫団体や愛護施設に支援物資として寄付してみてはどうでしょうか。

新しく猫をお迎えする

ペットロスの悲しみはペットで癒すというのも一つの手です。新しく猫を迎い入れると猫との楽しい暮らしや日々のお世話忙しさから、ペットを失った深い悲しみが軽減されるようです。また、多頭飼いされている家では、残された愛猫の存在が心の大きな支えになります。しかし、ひどい悲しみの中で無理をして新しく猫を迎い入れてもペットロスが悪化してしまう事もあるので、気持ちを整理してから決断するようにしてください。

気分転換をする

ずっと家に居てふさぎ込んでしまってはどんどん気持ちが暗くなってしまいます。外の空気を吸いに出かけたり、友達と遊びに行ったり、非日常感を味わえる旅行に行って気持ちをリフレッシュさせてあげることも大切です。時には心の休暇も必要ですよ。

ペットロスは何回経験しても辛く悲しいものです。人によってペットロスの感じ方や期間も異なり、立ち直り方も人さまざまです。いつまでも悲しみを引きずったままだと愛猫の供養にはならないですよね。だからと言ってペットを失った喪失感や悲しみを否定してしまっては、ペットロスを乗り越える事はできません。しっかりと悲しみ、愛猫と一緒に居られた時間に感謝をすることが愛猫への最後のお世話かもしれませんね。

猫魔王

愛猫が突然の病気や事故でいなくなってしまう場合にペットロスになってしまう事が多いようだ。そうならない為にも、普段からの健康診断や不慮の事故に合わないように完全室内飼いをオススメするぞ。
実際にペットロスになった経験がないからわからないけど、ある日突然にいなくなってしまうのは耐えられないのにゃ。きっといっぱい泣いてしまうのにゃ。

猫子分

猫魔王

うむ、
そんな時には傍にいるから安心するがよいぞ。
魔王様、ありがとうなのにゃ~。

猫子分

猫を看取る為の心構え まとめ

猫の看取り方まとめ

いかがでしたでしょうか。猫の看取りと一言で言っても、通院や入院、終末医療、医療費などさまざまな問題があります。ぜひ、愛猫の看取りに家族でどう向き合って行くのかを話し合う機会を作るようにしてください。また、愛猫のお別れのサインと最後の行動にはどんなものがあるのか今のうちから知っておくと、後悔しない看取りができるかもしれません。最後に、看取るための心構えをまとめたのでぜひご覧になってください。

猫の平均寿命と介護や看取る為の準備

近年は猫の平均寿命が格段と延びてきました。以前は飼い主さんの猫の食事や医療に対しての知識が殆どなかった事もあり、1990年代の猫の平均寿命は約5歳だったそうです。今では15歳以上も長生きする猫が増えてきて、飼い主さんと一緒に過ごせる時間が増えています。

15歳を過ぎると、人間で言えば後期高齢期(75歳以上)にあたるので、ここから先は「介護」が必要になりますし、飼い主さんも「看取り」をする為の心の準備が必要になります。

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愛猫の病院選びはここで大丈夫?

愛猫が通う動物病院はどんな理由で選んでいますか?せっかく医療が充実しているのに先生とコミュニケーションがうまく取れないようでは意味がないですよね。飼い主さんや猫に合った病院を選ぶことが大切だと思います。下記を参考にして自分に合った動物病院を選ぶようにしてください。

猫の動物病院選びチェックシート
・先生とコミュニケーションがとれるか
・家から通いやすい場所か
・愛猫を大切に扱ってくれるか
・愛猫の病気に対応している病院か
・診察費は明確かどうか
・時間外に対応してくれるかどうか

上記の6項目全て該当している所が飼い主さんにとって理想的な動物病院になると思います。動物病院の選び方や入院の事などは下記の「動物病院選び方ガイド」のページで詳しくまとめてあるので、興味がある方はチェックしてみて下さい。

終末医療についてみんなで話し合おう

飼い主さんが一番悩む問題だと思います。まずは、かかりつけ医に治療するメリット・デメリットをよく聞いて、どこまで治療をするか家族でよく話合う事が大切です。愛猫が元気な時から少しずつ終末医療について話合いをする事でいろんな意見が出てくるはずです。時間がかかってもかまいません。みんなが納得する答えを出すようにしてくださいね。

見逃さないで欲しい猫のお別れのサインについて

猫は具合が悪くても気付かれないようにと平気な素振りをしてしまいます。もし、猫の看護や看取りをしている中でこんなしぐさをするようになったらお別れのサインかもしれません。猫のサインを見逃さないようにぜひ知っておいてくださいね。

猫のお別れサイン
・急に甘えるようになる
・毛づくろいをしなくなる
・食べなくなる
・大声で鳴く
・隠れるようになる
・急に元気になる

猫を看取る時に飼い主がしてあげられる事とは

愛猫を自宅で看取る決意をしても何をしてあげればよいのか困ってしまいますよね。最後まで愛猫が快適に過ごせるように下記のような工夫をしてあげてくださいね。

・猫が自分でできる事はさせてあげる
・毛づくろいできない猫には代わりにお手入れをしてあげる
・食欲が湧くように工夫をしよう
・快適に過ごせる寝床を作ろう
・入りやすいトイレを作ってあげよう

ペットロスにならない為に

家族の一員である愛猫を失ってしまうと誰でもペットロスに陥ってしまう可能性があります。ペットロスは正常な心の反応です。悲しい時は我慢せずにたくさん泣いて愛猫を偲んであげてください。また、人と話をしたり、思い出の物を残したりする事でペットロスの悲しみが徐々に軽減されていきます。

今まで気にもしてなかったけど、猫を看取るって大変な事なのにゃ。

猫子分

猫魔王

猫を飼っている人には必ず訪れる事じゃ。今のうちから心構えをして猫の看取りに備えて欲しいぞ。

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